バンコクの不動産もついに値下げが始まりました。


BTSオンヌットより向こう(ベアリング方面・要は田舎ね)側のコンドミニアム(区分マンション)において、平米あたり1万バーツ値引きする広告等を見かけるようになりました。


供給過剰な上、転売目的が多いのでこうなるのは目に見えてました。


もう転売狙いの人に利益は当分出ないでしょう。しばらくは原価処分ですら無理です。逆に、高層階を平米7万バーツ以下で買われた方は問題ないでしょうね。おめでとうございます。来年以降完成の物件を買われている方は南無阿弥陀仏です。(パタヤ・バンコク)


写真は完成後数か月経ち、代金も支払われているのに居住している人のあまりいないマンションです。夜8時ですが、明かりがともっていませんね。



増成忠治の競売日記&バンコク不動産

尤も、一棟物の場合は供給が限られている上、元々加熱感が無かったのでBTS沿線及び、MRT沿線はあまり値が下がらないでしょう。外国人向けでない、家賃の安い物件や不便な場所にある物件は多少値下がりすると思われます。


それから、今値上がりすると最も注目されているエアポートレイルリンク「マッカサン」駅周辺は、電車を通すために貧民街を潰して出来た新興エリアです。価格も3年先を行ってますし、元々地政学上良くない土地です。将来的には発展するでしょうが、僕はあまり好きではないエリアです。