昨日、新規物件の調査に行ってきました。既に一度行って、外観や設備などは見ていましたが、今回は近隣聞き込み調査です。よそのブログなどにも書いてあると思いますが、最も大事なのは事前調査です。


具体的には、

①どんな占有者がいるか?

②目的物件で事故や事件が起きていないか?

③その土地柄はどうか?


などです。実は他にも、湿気・日当たり・土砂災害指定区域・洪水時の冠水など数十項目あるのですが、長くなりすぎるので割愛します。やはり、自殺や他殺・火災経歴などが一番気になります。


過去に自殺事故があった物件で裁判所側に調査の漏れがあり、3点セットにはその事実がかかれておらず、落札業者が裁判所を相手に訴訟を起こした事がありました。埼玉地裁です。結果業者は負けました。理由は、


①調査において関係者の協力が得られない事がある。

②調査官が完璧な仕事をする責務があるという決まりはない。


簡単に言えばこんなところです。少し解説すると


①は、忌まわしい事件など思い出したくないという近隣住民もいる。だから素直に事件の事を話してくれるわけではない。

②は、調査するのは仕事ではあるが、漏れがあってもそれを罰する法規定は無いということです。


つまり競売においてこれらに関する事は自己責任でやってくださいということ。競売は返品がきかないですから、取り返しのつかない事態にならないよう、しっかりと事前調査する必要があるわけです。


近隣聞き込み調査は、一軒だけでなく複数軒行い、話を聞きながら様子がおかしくないかどうかも感じ取る必要がありますね。


難しく感じると思いますが、慣れの問題なので数をこなせば誰にでも出来るようになります。