こんにちはゼブラーマンです
AJCCの展望のキモです
今週の火曜日のブログで中山2200Mをクセが
強いと表記しましたが、このクセの強さを更に
掘り下げると、2200Mという非根幹距離であ
りながら、中山の中距離以上では唯一の外回り
コースという元々の特殊性の上に厳冬期で行わ
われるという条件も加わるためだと考えます
そのため、一流馬の中には当レースへの出走を
躊躇する馬もいるため、力が拮抗したメンバー
構成になりやすく、他コースではもう一押しが
足りない馬でもコース適性の救いなどによって
好走してしまい、あっという伏兵が台頭という
現象が起きます
このようにコース実績、適性を第一のポイント
には置きますが、力の拮抗したメンバー比較の
際に、他にも何か好走しやすい条件などがある
と整理はしやすいと思いますので、今週もです
が過去のデータから好走傾向を探る作業、そし
てその部分を展望の上での肝にしたいと
思います
まず最初にですが、過去10年の優勝馬を見てみ
ると、10頭全馬がそれまでのG1かG2で3着以
内に入った経験のある馬ばかりです
ここから大レースでの好走経験の無い馬は勝ち
馬になる権利を有していないという事が言えま
すので、この箇所のチェックは必須だと考えま
すし、優勝馬を探す際の見積もりはかなりハー
ドルを高めに設定して精査したいと思います
次にですが、前走の着順について注目してみる
と、過去10年で前走1着馬との着差が0.5秒以
内だった馬の複勝率は31.4%、0.6~0.9秒差だ
った馬の複勝率は17.9%、そして1秒以上の差
だった馬の複勝率はわずか7.0%となっています
この部分に注目したのは過去の当レースの出走
馬が前走で敗戦していた馬が極端に多いからで
すが、上記のデータを見る限りでは、なるべく
勝ち馬に近い位置にいた馬の方が好走はしてい
ます
ここから、前走負け組が多数出走したとしても
大敗からの変わり身は期待薄という事がいえま
すし、負け組の馬をピックする際は惜敗だった
馬を中心にとりたいと思います
最後にですが、ここも火曜日のブログで触れた
部分で、最終週でも前有利を裏付けるデータと
して、過去10年で4角10番手以下だった馬の複
勝率は見事なまでに0%となっていますし、さら
に7番手以下でも同9.7%しか満たないです
ここからやはり4角を迎える際は5番手以内ぐら
いが望ましいという事がわかりましたので、好
ポジションそのまま、もしくはまくって好位置
にとりつく(ここは流れとかに左右される部分で
すのでかなりの精査を要する部分)事が出来そう
な馬をしっかりピックしたいと思います
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