モンストール、尾関師初のクラシックロード見えた!…スプリングS | 競馬でひとやすみ

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  皐月賞トライアルのスプリングS・G2(18日、中山・芝1800メートル、3着までに優先出走権)に、昨年の新潟2歳S覇者モンストールが出走する。4着に敗れた京王杯2歳Sの後、ノドの手術を施したが、3歳の始動戦へ向けて順調な調整が目立つ。昨夏の強いレースぶりがよみがえるか。注目の一戦だ。

  デビュー2戦目の新潟2歳Sで重賞初制覇を飾ったモンストールが、3歳初戦を迎える。その新潟2歳Sは、中団の馬群の中から直線半ばで反応良く抜け出すと、外から迫った、ジャスタウェイ(アーリントンC勝ち馬)を3/4馬身振り切って優勝。同世代の中核を担う存在に躍り出た。

  ところが、前走の京成杯2歳Sの週に突然の“異変”が。「もともと、全く音はしていなかったが、直前にノドの音が聞こえた。競馬は何とかなるのではないかと思って使ったが、影響はあったようだ」と振り返った尾関調教師。出遅れて外々を回らされる形のきつい競馬で大崩れこそしなかったが、1番人気を裏切る4着に終わった。

  その後の検査でノド鳴りの症状を確認。12月に手術を行い、鳥取県伯耆町の大山ヒルズで英気を養うと、予定通り、2月24日に帰厩。ここまで調整は至極順調だ。「1週前(7日)はまだモタモタしていたけど、土曜の坂路の動きは良かった。あまりやるつもりはなかったが、馬なりでいい時計(4ハロン52秒6—12秒6)が出ていたし、その後も問題なく、ノドも良さそう。うまくケアしていけば、間に合うと思う」と尾関師。上々の手応えを感じている。

  3戦は1400、1600メートル。初めての1800メートルについては「賢くて、無駄に力んで走ったりしない馬なので、こなしてくれると思う」とトレーナーに不安の色はない。厩舎初のクラシック挑戦へ向けた大事な前哨戦。ここで実力通りのパフォーマンスを見せれば、本番で怖い存在になる。


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