先週の一球入魂レース、
「JC」
先週のマイルCS同様、
絞りに絞って4頭立ての結論。
マイルCSで無印とした1、2番人気、
リアルインパクトやリディルに比べると、
圧倒的に信頼度が高かったブエナビスタだが、
◎は同馬ではなく5番人気エイシンフラッシュ。
8枠15番というのが懸念材料であったが、
事前検証通り◎を強行したのが裏目。
1枠ー2番手ー1枠という決着、
異常なほどの「内外の馬場差」
11番人気で4着に食い込んだのも、
内枠から先行したトレイルブレイザー。
波乱の立役者となったのは、
単勝万馬券の大穴ジャガーメイル。
確実に追い込んでくるだろうが、
掲示板の下の方という可能性が高いとお伝えした。
ある角度からの分析では、
18頭中「NO.1」の実績を持っていたので、
4着の可能性が高いという判断であれば、
4頭立てに固執するのではなく、
同馬を「3着ありの大穴」で印を回すべきだったと反省。
メンバー中NO.1の要素がありながら14番人気、
この場合はプラスファクターを重視すべきが定石である。
内伸び馬場で1枠1番のノーザンファーム系。
同じノーザンF系の実弾ブエナビスタを負かすことはないので、
3着狙いに徹することも考慮すれば、
この激走も納得、
この馬絡みのワイドは獲らなければならなかった。
社台が最も勝たせたい馬は、
1枠2番をもらった時点でブエナビスタだというのは、
誰の目から見ても明らかであった。
回りは身内(ノーザンF系)で固められた上に、
内の偶数枠をもらったブエナビスタ。
1枠1番ジャガーメイル
※ノーザンF吉田勝己代表の奥方和美氏所有
1枠2番ブエナビスタ
※ノーザンF生産、サンデーR所有
2枠3番ローズキングダム
※ノーザンF生産、サンデーR所有
2枠4番オウケンブルースリ
※ノーザンF生産
内伸び馬場でまさに順当な勝利、
そして馬券圏内をノーザンF系が独占した。
異常なほどの内有利の中で、
馬番1~6番の6頭中5頭がノーザンF系。
まさにノーザンFの独壇場だった今年のJC、
その中で外枠をもらった社台F系のエイシンフラッシュ。
事前検証に固執せず、
臨機応変に評価を下げなければならなかったと言える。
吉田照哉氏が権利の半分を所有、
つまり社台F系と言える凱旋門賞馬デインドリームは4番手評価。
外枠をもらってしまったことも含め、
敗因は複数あるだろうが、
(0-3-4-64)
同馬ほどの実力馬でさえ、
この強力な血統データを覆すことはできなかった。
今開催の東京は欧州ナスルーラ系、
これは1ヶ月前から言い続けてきたが、
JCはジャングルポケットの2、3着、
まさに今開催を象徴するかのような結果であった。
今年のG1も残り4つ、
まずは今週の一球入魂レース「JCダート」を全力で獲りたいと思う。
世間の想像以上に、
面白いレースとなるだろう。