先週の一球入魂レース、
「神戸新聞杯」
◎→▲→○で決まったかと思った瞬間、
最後にフレールジャックに突っ込まれて不的中に終わった。
分析は機能したが、
1、2、3番人気のワンツースリーでは自分の出番なし。
先週のアメブロで記載した、
鉄板の「グループC」に属していたのは、
オルフェーヴル
ウインバリアシオン
この2頭。
(詳細は社台馬の取捨方法 を参照)
もちろんこの2頭には重い印、
オルフェーヴルに◎、ウインバリアシオンに▲を打った。
そしてこの2頭のワンツーフィニッシュ。
これで03年以降「グループC」は、
(6-6-2-1)
05年以降に限ると、
(4-6-0-1)となった。
やはり今年も「グループC」は鉄板だった。
2冠馬オルフェーヴルが当然1番人気に支持されたが、
トライアルということで他に3頭が単勝8倍未満。
(ウインバリアシオン、フレールジャック、ショウナンマイティ)
さらに新聞の印や馬単オッズを見ても、
目標が先のオルフェーヴルが、
足元をすくわれる可能性は十分あるという様相。
しかし自身の分析からは、
オルフェーヴルを逆転できる可能性のある馬は皆無。
1番人気に◎を打つのは久々だったが、
迷わずオルフェーヴルに◎を打った。
オルフェーヴル、ウインバリアシオン共に、
血統面も文句なしだったが、
オルフェーヴルは「馬主面」を含めプラスファクターのオンパレード、
マイナスファクターが1つもなかった一方で、
ウインバリアシオンは「調教師面」のマイナス。
(詳細は調教師に注目 を参照)
同じく「調教師面」でマイナスだったショウナンマイティほどの、
「致命的なマイナス」ではなかったものの、
ウインバリアシオンがオルフェーヴルを逆転する可能性は、
「人間面の分析」からは限りなく低かった。
よって印は、
オルフェーヴル◎、ウインバリアシオン▲となったのだ。
そしてショウナンマイティの凡走で、
やはり実績不足の調教師というマイナスは、
神戸新聞杯では致命的だというのを改めて認識した。
ウインバリアシオンを○にしなかった理由はもちろん、
伏兵が1頭食い込む可能性が高いと判断したからだ。
神戸新聞杯では全く出番がない、
8番人気以下の人気薄は今年も買える馬は皆無だったが、
(イグアスなど)
その中で○に抜擢したのは、
非社台の伏兵スマートロビン。
同じような人気だった角居厩舎ステラロッサは無印としたが、
松田国厩舎スマートロビンはプラスファクターに溢れていた。
血統面、脚質(上がり)、ローテ、
さらに人間面も文句なしで当然の○だった。
先行脚質で上がり3位以内率「75%」
リファール4×2の強烈なクロスに、
母母父ニジンスキー、母母母父リボー系キートゥザミント。
キートゥザミントと言えば、
08年の勝ち馬ディープスカイの母母父。
スマートロビンは強烈なパワーとスタミナを内包、
ニジンスキーの血を濃く持っているのは同馬のみ。
しかも距離短縮も同馬のみ、
今年の馬場では相当大きなアドバンテージであった。
前週のセントライト記念、
2番人気ベルシャザールは「調教師面」で大幅マイナス。
血統面もマイナスで、
分析通りベルシャザールは人気を裏切ったが、
ベルシャザールと同厩舎のスマートロビンは一転、
「調教師面」で大幅プラスであった。
このスマートロビンが見せ場たっぷり、
直線半ばでは◎→▲→○で決まったかと思ったが、
ゴール前で3番人気フレールジャックに交わされ、
1/2馬身及ばずの4着。
スマートロビンは4角で持ったままだったが、
スタミナを生かした競馬をすれば粘れた可能性が高かっただけに、
もったいない1戦だった。
1、2番人気に◎▲をつける以上、
3番人気フレールジャックに印は打てない。
フレールジャックは、
3戦3勝の無敗馬だったが、
自身の分析からは、
「連勝がストップ」する可能性は限りなく高かった。
SS系×ヌレイエフのパワー、
そしてブラッシンググルームがこの馬場で生きることは承知していたが、
総合的に今回はマイナスファクターが多く、
それでいて人気では切って妙味あり。
馬券圏外に消える可能性十分で必然の無印。
もちろん1~3番人気では決まりづらい、
神戸新聞杯のレース質も考慮しての判断。
結果は連対圏外で「初の敗戦」となったものの、
最後に3着に突っ込まれてしまった。
1、2、3番人気のワンツースリー、
何の捻りもない神戸新聞杯となってしまい非常に残念。
しかし会員様のご期待に応えられなかったことも事実、
今週は是が非でもご期待に応えなければならない。
いよいよ今週から「秋のG1シリーズ」がスタート、
さらに「秋の土曜重賞」が開幕、そして新企画。
準備は万全、
もちろん「度肝を抜く秋の快進撃」が目標である。