JC 29年間の歴史が物語る「穴馬の条件」 | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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前回記述した通り、

上位人気馬同士で決着することが多いJCだが、


その中で、

5番人気以下で連対圏突入を果たした日本馬は、


1981年JC創設以降、

過去29年間で12頭存在している。



キョウエイプロミス

83年10番人気2着


カツラギエース

84年10番人気1着


ロッキータイガー

85年11番人気2着


トウカイテイオー

92年5番人気1着


レガシーワールド

93年6番人気1着


マーベラスクラウン

94年6番人気1着


ファビラスラフイン

96年7番人気2着


メイショウドトウ

00年5番人気2着


ザッツザプレンティ

03年5番人気2着


ドリームパスポート

06年5番人気2着


アドマイヤムーン

07年5番人気1着


スクリーンヒーロー

08年9番人気1着



上記12頭を徹底的に分析すれば、

JCで買うべき穴馬が鮮明となるだろう。


非常に明確な共通点、


つまり明確な、

「穴馬の条件」が存在しているのだ。


27年前のキョウエイプロミスから地方馬ロッキータイガー、

一昨年のスクリーンヒーローまで、


12頭全馬「穴馬の条件」をクリアしていた。



この「JCの穴馬条件」は、

29年間で1度たりとも例外が起きていない。


つまり、

条件をクリアできない5番人気以下の連対圏突入は、

29年間1度もないということだ。



ウェブリブログ時代の一昨年は、

単勝41倍9番人気スクリーンヒーローを穴馬抜擢、


昨年は連対圏突入まではいかなかったものの、


クリア馬2頭の内、

6番人気レッドディザイアが3着激走。



06年以降だけ見ると、


06年、07年、08年と3年連続で、

「穴馬の条件」をクリアしていた5番人気以下が連対し、


09年はレッドディザイアが3着。


このように、

近年は毎年「穴馬の条件」が完璧に機能している。



この「穴馬の条件」を一言で表すと、


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(※上記ランキング内に掲載中、現在40位前後)



付け加えると、

キョウエイプロミス以外の11頭が該当しているファクターも存在している。


JCは世代を超えた最強馬決定戦、

「真に強い馬」しか連対できない。


そして「真に強い馬」でも、

ピークを過ぎた馬では厳しい。


これはもちろん、

穴で好走した馬も例外ではない。


JCでフロックはないのだ。



JCでむやみな穴狙いは無謀、

余計な穴馬を買う必要はない。


穴をあけることができる馬は限られている。



先々週のエリザベス女王杯も、

穴馬の食い込みは困難と言われ、


結果は上位人気の馬券圏内独占となったが、


「4頭立て」とした中で、

7番人気リトルアマポーラを唯一の穴馬として指名。


惜しくもアパパネとハナ差の4着と馬券圏内まであと一歩だったが、

見せ場たっぷりの激走であった。

(※ゴールした瞬間はリトルアマポーラの方が明らかに体勢有利だった)



今週のJCもエリザベス女王杯同様、

穴馬の食い込みは困難と言われるほど上位人気馬は強力との前評判だが、


自分の分析では、

穴馬の食い込みは十分あるとの結論である。


エリザベス女王杯のリトルアマポーラ以上の、

魅力的な穴馬が存在している。