ペルーサが凡走した「驚愕の理由」そして安田も… | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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メルマガの結果、そして的中率&回収率を全て公開。

ダービーウィークだったというのに、

土日連続して更新できずに申し訳ない。



先週は珍しく体調を壊してしまい、

ブログを更新する余裕がなかったので、


どうかご了承いただきたい。



そのダービーは、

内枠を占拠した社台が、


(詳細は疑惑の枠順配置 を参照)


白老Fのクラブ馬アリゼオをペースメーカーとし、

究極の瞬発力勝負を演出。


馬券圏内を独占して、

15万馬券となった。



勝ったのは、


最強ファクタークリア馬エイシンフラッシュ



これで、


最強ファクタークリア馬による、

「ダービー連続連対記録」


は今年も継続された。



<06年>

1着メイショウサムソン

(※1番人気)


3着ドリームパスポート

(※7番人気)



<07年>

2着アサクサキングス

(※14番人気)



<08年>

2着スマイルジャック

(※12番人気)



<09年>

2着リーチザクラウン

(※5番人気)



<10年>

1着エイシンフラッシュ

(※7番人気)




このブログでも以前、


最強ファクタークリア馬さえ追いかけていれば、

必ずクラシックで半端ではない穴馬券を獲れる


と記述したが、



今年の3歳世代の、

最強ファクタークリア馬3頭全馬、


例年のファクタークリア馬同様、

春の3歳G1で大暴れし、


高配当を演出した。


(※詳細は、

一撃必殺の最強ファクター を参照)




しかしそれでもダービーでは、

エイシンフラッシュの頭までは買えず、


ローズキングダム、ヴィクトワールピサの組み合わせも、

もちろん持っていたが、


買い目は不的中となってしまった。



「2強」と言われた皐月賞では、

マイナスファクターのオンパレードで軽視したローズキングダム。


しかし今回は、

複数のマイナスファクターから開放された上に、

プラスファクターにも合致し、


まさに、

絶好の買い時だったと言えるだろう。




さて今回は、

ブログを更新できなかったお詫びに、


今後必ず役に立つファクター


を1つご紹介しようと思う。



今年のダービーは「4強」と言われたが、


ペルーサ、ダノンシャンティ、ヒルノダムールは、

致命的マイナスファクターに合致していた。



その中で、

先週このブログでも少し触れたが、


血統面の致命的マイナスファクター

に合致していた2頭について、


メルマガからの抜粋文をご紹介しようと思う。



以下が、

メルマガからの抜粋文である。



そのまま転載したものなので読みづらい部分もあると思うが、

内容は大変濃いのでご了承いただきたい。


(※5月27日発行分のメルマガより一部抜粋)




日本の競馬界に革命を起こした、
サンデーサイレンス。
(※以下SS)

SS亡き後も、
SSの後継種牡馬が中心となっている日本の競馬界だが、
やはりSSには及ばない。

さすがに父を超えるのは無理があり、
それほどSSは偉大な種牡馬であったのだ。


社台グループの吉田照哉総帥が、

「繁殖牝馬を選ばない万能種牡馬」

SSについてこう評価しているように、
どんな牝馬でも結果を出したのがSSの凄さである。


しかし、

SS系種牡馬は、
母系によってはG1を勝ち切れない。

ここが、
偉大すぎた父SSと大きく異なる点である。


具体的に言うと、

SS系×ナスルーラ系の配合は、
「G1を勝ち切るだけの底力」に欠ける産駒が多い。


短距離G1ならまだしも、
2000Mを超える「中長距離G1」になると、
最後のひと踏ん張りがきかないのだ。



「父SS系×母父ナスルーラ系」


この配合馬の、
2000M超の芝G1成績は、

(1-7-2-76)


1番人気4頭、5番人気以内26頭を含む、
延べ86頭が出走したが、

勝った馬はわずか1頭、
08年皐月賞を逃げ切ったキャプテントゥーレのみである。

データを覆す「逃げ」

しかも直線が短い中山を、
マークされない人気薄&単騎スローでの「楽逃げ切り」

1000M通過61秒4は、
1986年以降の皐月賞で2番目に遅いペースであった。


つまり、
キャプテントゥーレが楽逃げで勝った皐月賞は、
底力を要求されるレースとは到底言い難く、

中距離G1で要求される「底力」は、
必要なかったのだ。



このキャプテントゥーレ以外の、
芝2000M超G1に駒を進めた、
「SS系×ナスルーラ系」の85頭は、

全馬敗れ去っている。



ちなみに、
前記データを「2200M以上」にすると、

(0-4-2-56)

となり、

勝ち馬は1頭も存在しなくなる。



この血統構成では、
中長距離の芝G1を勝つことは非常に困難であることは、
歴史が証明している。

もちろん今後、
勝つ産駒も出てくる可能性はあるが、

それが日本一の大レースであり、
府中のクラシックディスタンスで行われる、
「日本ダービー」である可能性は極めて低い。



SSの後継種牡馬は、
やはりノーザンダンサー系との配合がベスト。

父SSほどの底力はないものの、
父譲りの瞬発力に富むSS系種牡馬にとって、

母系にノーザンダンサー系の底力は、
中長距離G1を勝ち切るためには、
必要不可欠な要素であると言えるだろう。


「父SS系×母父ノーザンダンサー系」


前記「父SS系×母父ナスルーラ系」とは違い、
2000M超のG1ウィナーは数多く存在している。


デルタブルース
シーザリオ
ダイワスカーレット
ディープスカイ
リトルアマポーラ
アンライバルド
ブエナビスタ
ロジユニヴァース
レッドディザイア


まさに、
「クラシック血統」


先日のオークスを勝ったサンテミリオンも、
「父SS系×母父ノーザンダンサー系」である。

父SS系ゼンノロブロイに、
母父ND系ラストタイクーンは、

血統構成だけでも十分評価が高かった上に、

ゼンノロブロイ、ラストタイクーンの、
「個々の東京2400M適性」も高かったので、

文句なしの「血統トップ評価」と、
皆様にお伝えした次第である。



実は今年のダービーで、
上位人気必至の2頭が、

中長距離G1で鬼門と言える配合、
「父SS系×母父ナスルーラ系」に合致している。


その馬の名は、

ペルーサ
ダノンシャンティ



2頭は、
ダービー馬になる血統構成ではないというのは、
歴史が証明していると言えるが、

この2頭の血統面を、
さらに深く検証していこうと思う。




<ダノンシャンティ>

父は、
SS系フジキセキ

母父は、
ナスルーラ系マークオブエスティーム


フジキセキ産駒のこれまでの芝G1勝ちは、
全て「マイル以下」

2000Mを超える芝G1の成績は、

(0-5-1-43)


勝った馬は1頭も存在しない。


母父マークオブエスティームは、
ダルシャーンの直仔であり、

ナスルーラ系でも、
「ミルリーフ系」に属する種牡馬。


詳細を記述すると、

ミルリーフ
→シャーリーハイツ
→ダルシャーン
→マークオブエスティーム


これが、
ダノンシャンティの母父系であるが、


母父に上記種牡馬を持つ産駒の中で、
日本の2000Mを越える芝G1を勝った馬は、
これまで1頭も存在しない。

(0-3-1-31)


上位人気に支持された馬を、
何頭か挙げてみると、

母父ミルリーフは、
ネヴァブションやランニングゲイル

母父シャーリーハイツは、
ローズバドやローゼンクロイツ

母父ダルシャーンは、
オディールやタイキブライドル


ランニングゲイルは、
ダービーで2番人気に支持され、

タイキブライドルも、
ダービーで4番人気に支持されたものの、


それぞれ5着、11着に敗れている。



まとめると、
NHKマイルCを制したダノンシャンティは、

ただでさえ、
中長距離G1で鬼門と言える配合、
「父SS系×母父ナスルーラ系」

であることに加え、

父、母父を個別に見ても、
2400MのG1を勝てるだけの裏づけが全くない。




<ペルーサ>

父は、
SS系ゼンノロブロイ

母父は、
ナスルーラ系キャンディストライプス


ペルーサは、
ゼンノロブロイの初年度産駒。

ゼンノロブロイは、
先週のオークスをサンテミリオンが制するなど、
現在最も勢いのある種牡馬と言える。

サンテミリオンの総評時に記載した通り、
当コースで驚異的な強さを誇るゼンノロブロイ産駒。

(※オークスでは1、3、4着)


母父キャンディストライプスは、
日本では馴染みはないものの、
バブルガムフェローの半兄である。

アルゼンチンの名種牡馬であり、

ナスルーラ系でも、
「レッドゴッド系」に属する種牡馬。


日本でも大活躍している系統であり、
大舞台に強いことで知られているが、

「父SS、SS系×母父レッドゴッド系」の配合馬は、
日本のG1では結果が出ていない。

(0-1-0-16)


繁殖牝馬を選ばないSSだが、
レッドゴッド系との配合では、
G1馬を輩出することはできなかった。

「SS×レッドゴッド系」の産駒が、
初めてデビューしたのが96年。

以来、
多くの産駒が走っているが、

G1まで駒を進める産駒も少なく、
結果が出ていない配合の1つである。



以上、まとめると、

ダノンシャンティ、ペルーサ共に、
中長距離G1で鬼門と言える配合、
「父SS系×母父ナスルーラ系」であるが、

この致命的とも言える血統面でのマイナスを覆し、
ダービーを勝てるだけの「血統面の強み」は見当たらない。


ダノンシャンティは、
父、母父共にダービーを勝てるだけの底力があるとは言い難く、

血統面での裏づけが全くない。


ペルーサは、
「SS、SS系×レッドゴッド系」という配合も、
長らく日本のG1全体で結果が出ていない。

勝てば史上初の快挙だが、
ダービーでそれを望むのは酷であると言える。

母父キャンディストライプスも、
日本での実績は皆無である。


ちなみに、
前回記述した「唯一の例外馬」キャプテントゥーレは、
ノーマークの楽逃げで底力が問われない展開となったことが、
例外となった要因ではあるが、

配合面ではなく、
父、母父を個別に見てみると、


アグネスタキオン

母父
トニービン


1986年以降、

トニービン産駒のG1勝ち数は、
サンデーサイレンス、ブライアンズタイムに次ぐ第3位。

母父としても、
アドマイヤベガ、アドマイヤドン、アドマイヤグルーヴ、
ハーツクライ、ヴィクトリーなどの中距離G1馬を輩出。


言うまでもなくトニービンは、

ダノンシャンティの母父マークオブエスティームや、
ペルーサの母父キャンディストライプスとは比べ物にならないほど、

日本で凄まじい実績を残していた。


キャプテントゥーレの例外は、
様々なプラスファクターが重なったことで、
成し遂げられたのだ。



栄光の「ダービー馬」になるためには、
血統面での裏づけが必要であり、

裏づけがない、
ダノンシャンティ、ペルーサの2頭が、
ダービーを勝ち切るのは相当厳しい。



以上が、

メルマガからの抜粋文になる。



今後も大いに使えるファクターだと思うので、

ぜひ活用していただければと思う。



競馬はブラッドスポーツ



ここ3週のG1を見ても、



Vマイル

3番人気13着ラドラーダ


オークス

2番人気17着ショウリュウムーン


ダービー

2番人気6着ペルーサ



いくら上位人気に支持されようが、

血統は覆せない。


(※それぞれ別の血統ファクター)



ペルーサの単勝2.6倍は、

ありえない過剰人気だったのだ。



4戦無敗


前走圧勝


悲願のダービー制覇がかかる藤沢和厩舎


破竹の勢い横山典


陣営の強気コメント


皐月賞馬より多い新聞紙上の重い印



このような「目立つ要素」が多すぎた結果、

血統面のマイナスが完全に無視されていたのだ。



決して「表の要素」に騙されてはならない。




そして今週の安田記念も、

上位人気確実な馬の中に、


血統面で、

大きな欠陥がある馬は存在している。



この馬も過剰人気必至だが、

先週のペルーサ同様、

十中八九勝つのは無理だろう。



馬券圏外に散る公算が非常に高い。


さらに今年の安田記念は、


事前分析で、

驚愕の結果がでている。



その驚愕の事実とは、


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(※上記ランキング内に記載中、現在第8位)



上記ランキング内に記載した内容に、

驚いた方も多いだろう。


まさに今年の安田記念は、

高配当必至である。



ここは一撃を決める。




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