本日は、
昨日の続きである。
昨日のブログでは、
大阪杯は様々な政治力が働くG2戦
だと記述した。
昨日のブログを見ていない方は、
こちら↓
今回は、
昨年の大阪杯をより詳しく振り返ってみようと思う。
まずは昨年の大阪杯を振り返ることが、
今年の大阪杯攻略の大きなヒントになるはずだ。
昨日は、
昨年の自身のウェブリブログから一部抜粋して、
軽くご説明したが、
本日は、
昨年の自身のメルマガから一部抜粋して、
ご説明しようと思う。
その方が、
よりわかりやすいと判断したからだ。
昨日同様、
1年前に記述したものをそのまま転載したものなので、
少々読みづらい部分もあると思うが、
内容は非常に濃いのでご了承いただきたい。
以下が一部抜粋文になる。
まずは、
1番人気ディープスカイについて記述したもの。
>世間ではマツリダゴッホと一騎打ちという声もあるが
とんでもない。
斤量差は逆転するものの、
ディープスカイはぐんぐん成長している最強の明け4歳馬、
(しかも有馬は使わず、馬をしぼませなかった)
マツリダゴッホは完全に衰えが見え始めている明け6歳馬。
(JC激走→有馬大凡走)
勝負は目に見えている。
外差し馬場もこの馬には好都合。枠も絶好。
JRA的にも同馬に、
「春の主役」を張ってもらいたいのはミエミエだ。
(もちろん売り上げのため)
ここで万が一連対圏をはずすようなことがあったら、
JRAがディープスカイの春の海外遠征を引き止めた意味が
まるでなくなってしまう。
ディープスカイは非社台馬だが、JRAの後ろ盾はある。
社台としても、同馬の父はアグネスタキオンだけに、
ダイワスカーレットが引退した今、
アグネスタキオンの絶対的地位を不動にするためにも、
ディープスカイの活躍は望んでいることでもある。
陣営としても、秋は凱旋門賞プランもあるだけに、
JRAでも引き止めることができない戦績を残す必要性がある。
昆調教師のコメントからもその決意は伝わった。
今年の大阪杯、
社台、JRAの両者が一致している思惑は、
「社台とディープスカイのワンツーフィニッシュ」
続いて、
2番人気マツリダゴッホについて記述したもの。
>ただ貰い同然の日経賞(1着賞金6400万)を捨てて、
鞍上にユタカを配し、大阪杯に出走してきた同馬。
間違いなく「勝負」にきているように見える。
しかし同馬はここが「勝負」ではない。
それはユタカも承知のはず。
中山専用というイメージのまま引退すれば、
いかにサンデー産駒といえども、
種牡馬としてのニーズはないだろう。
マツリダゴッホが欲しい勲章は、
G2大阪杯なんかではない。
欲しいのは、
「中山以外のG1勝ちの勲章」
昨年のメイショウサムソン同様、
ユタカは春天の、
「試走」に徹する公算が高い。
陣営としては、
あわよくば「ユタカマジック」で春天、
(今年は近年稀に見る大混戦)
もし春天を落としても宝塚は是が非でも獲りたい勲章だ。
昨年、有馬を考えずJCをメイチで獲りにいった、
マツリダゴッホ陣営。
今年は、日経賞の高額賞金を捨て、
西のG1を獲りに来ている。
何も大阪杯で「勝負」をかける必要はない。
マツリダゴッホのG1での好走パターンはただ一つ。
「ノーマークでの先行抜け出し」
そのためにもここで好走しないほうが、
好都合なのである。
惨敗するわけにはいかないが、
ベストは「掲示板止まり」だろう。
(国枝調教師のコメントからも、
その思惑が垣間見える)
今回は再び「包囲網」
1枠に閉じ込められた。
外差し馬場と化している現状、
最内枠は厳しすぎる。
次に能力検証。
マツリダゴッホの戦績
(本格化した4歳以降)
根幹距離
(0-1-0-5)
非根幹距離
(5-0-1-1)
※落馬は除く
誰がどう見ても完全な、
「非根幹距離馬」
根幹距離の1連対は、昨年の札幌記念。
昨年の札幌記念は、G1馬が同馬のみという低調なメンバー。
今回は、G1馬5頭というハイレベルな一戦。
非根幹重賞4連勝中(全てG1、G2)、
4歳以降、勝率8割強、馬券圏外0回という、
驚異的な非根幹距離での数字を残して挑んだ、
昨年の「有馬記念」
いかに社台包囲網にあったと言っても、
12着という大惨敗。
無敵を誇ってきた非根幹距離だけに、
衰えは隠せない。
(自身は札幌記念時のパドックから指摘していたが)
有馬記念で一般のファンにもあからさまになってしまった。
しかし、
路線変更、鞍上ユタカで再び人気復活。
今回の大阪杯では、最も、
「危険な人気馬」
といえるだろう。
同馬がもし再び輝くとしたら、
社台グループの眼中にない立場に成り下がり、
人気薄で迎える「宝塚記念」しかないと見る。
マツリダゴッホ陣営の過ちは2つ。
「海外遠征とJCメイチ勝負」
この「余計な2走」が、
同馬をしぼませ、「衰え」を加速させてしまった。
続いて、
4番人気カワカミプリンセスについて記述したもの。
>カワカミプリンセスの鞍上横山典弘は、
昨年からカンパニーでいい思いをさせてもらっている。
その近藤氏の逃げ馬(ヴィクトリー)を、
非社台で「政治力」もないカワカミプリンセスで、
潰しにいくメリットはない。
(ノリは京都記念でも遠慮したのは一目瞭然)
そして全盛期より明らかに能力が落ちている同馬。
骨折により馬がセーブするようになっている。
牝馬限定戦ならば、まだまだ戦えるが、
一線級の牡馬相手では相当苦しいだろう。
さらに同馬は「後ろ盾」が弱すぎる。
根強いファンが多い同馬は、
「客寄せパンダ的存在」としての役割だと、
JRAは位置づけている。
以上が、
昨年の上位人気馬3頭についての抜粋文になるが、
(※今年も出走するドリームジャーニーについては、
割愛させていただいた)
なぜそれまで先行していたカワカミプリンセスが、
大阪杯では一転して後方待機策をとったか、
お分かりいただけたと思う。
余談になるが、
カワカミプリンセスは、
3歳秋の降着以来、引退まで一度も勝てなかったが、
能力低下だけでなく、
JRAに勝たせてもらえなくされているのも明白であった。
シャドウゲイト田中勝春も全く先行する意思がなかったが、
それはそうだろう。
ヴィクトリーで15年ぶりにG1を勝たせてもらった近藤オーナーに、
競りかけるはずがない。
そして、
マツリダゴッホも完全に用なしであった。
JRAの強力な後ろ盾があった、
ディープスカイ
社台の実弾であった、
ドリームジャーニー
この2頭の一騎打ちは、
まさに必然であったのだ。
今年の大阪杯も、昨年同様、
JRAの後ろ盾、社台の実弾、ヤラズ馬などを、
見極めることが重要である。
昨年のサンプルを参考に、
ぜひ考察してみることをお勧めする。
あとは陣営の政治力。
一つ紹介しておくと、
この馬主の、
近年の阪神での成績は、
散々たるものとなっている。
05年6月に勝ったのを最後に、
阪神では、
(0-8-8-80)
上位人気必至である、
この馬主とは、
(※ヤマニン土井肇オーナー)
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