砂丘館へ行くのがこのところのお気に入りです。
ギャラリー、蔵を改修したものですが、でささやかに開かれる展示会も素敵ですが、旧暦にそってのしつらえにも心癒されています。
いまは長月(ながつき)ということで、お月見にちなんだしつらえと、現代アートが展示されています。
ヒトは生老病死、個人的な運不運にいつもさいなまれていて心落ち着くことがありません。
自分の心や、気分ですらコントロールすることができず、過度に悪い方向へ思いが行ってしまい、自分に向かえば極端な場合生きていてもいいですかということになり、他人に向かえばバカヤロウだとかの暴言となってしまい、言った後で自己嫌悪に陥るのです(自己嫌悪すらしないで平気なひともいます)。
自律神経が不安定な状態と言い換えられるとも思います。
ヒトの心がいかに頼りなく、本来望んでもいない方に揺れ動いてしまうものであるか。
そんな不条理を直視し、人間性の弱さを洞察し、それを克服して自律を取り戻すために、この国のヒトは季節の移ろいのリズムを感じとり、合わせるという術を、永い時間を掛けてあみだしてきたのではないか、と思います。