《関西馬・栗東》

 

◆アマルフィーコースト
【牝5/牧田厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
アマルフィコーストの1週前追い切りは、ウッド単走で6ハロン82・6―37・6―11・6秒。ラスト1ハロンの反応が鋭く力強いフットワークが目を引く。

【牧田調教師】
「中間は短期放牧を挟んで順調。精神的に成長したのか、最近は落ち着きが出てきたね。ここ2走は安定して走れている。昨年2着の舞台だし、いい馬場でスムーズに運べれば」

 

◆サウンドキアラ
【牝5/安達厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
サウンドキアラの1週前追い切りは、松山を背に坂路単走で4ハロン51・2―37・5―12・6秒。余力を残しながら好時計。今回も仕上がりは申し分ない。

【安達調教師】
「前走(京都牝馬S=1着)は道悪をこなしたし、強いレースをしてくれた。放牧を挟んで体は少し増えているけど、坂路で動けているからね。目標のヴィクトリアマイルに向けていいスタートを切りたい」



《7日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
京都金杯→京都牝馬Sと重賞を連勝中のサウンドキアラは坂路で軽めの調整を行った。

【安達調教師】
「変わりなく順調です。体も増えていて、プラス10キロくらいで出られそう。ずっと大崩れせずに走れているけど、特にここ2走はしっかり最後まで集中して走れていましたね。どんな競馬になっても対応できるし、馬場状態にも左右されませんからね」



《8日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
阪神牝馬Sで重賞3連勝を狙うサウンドキアラは、栗東・坂路で松山が騎乗し、馬なりで53秒2―12秒3。なかなか力強いフットワークだった。前回も中6週で速い時計が3本。今回は先月25日に宇治田原優駿ステーブル(京都府)から帰厩し、追い切りはこの日を含めて2本。全6勝を京都で挙げているが、違う競馬場でも結果を出し、G1へと向かう構えだ。

【安達調教師】
「(松山騎手には)乗った感じでやってくれという指示でした。体がふっくらしているぶん、もたつきましたが、自分で体を作る馬ですからね。少しプラス体重で出したい」

 

◆シゲルピンクダイヤ
【牝4/渡辺薫厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
シゲルピンクダイヤの1週前追い切りは、ウッド6ハロン87・2―39・6―12・1秒。しまい重点ながら、直線の反応は併せた2頭とは全然違った。中身の濃い攻め。

【渡辺薫調教師】
「前走(京都牝馬S=7着)はモタれ方がきつくてなかなか外に出せず、結果的にゴチャついて脚を余す形に…。距離的に忙しかったこともある。実績あるマイルで改めてですね」



《8日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
活気あふれる走りを披露した。シゲルピンクダイヤは、坂路の単走追いで4ハロン52秒0。仕掛けられたあとグイッと加速して、ラスト2ハロンのラップは11秒9-12秒1。抜群の動きで最高ランクの調教評価『S』となった。

【手綱を取った、渡辺調教師】
「ラストは仕掛けた程度で、いい動きをしてくれました。体調はいいと思います。(前走は芝1400メートルの京都牝馬Sで7着に敗れたが)今度は得意の舞台なので期待しています」

 

◆スカーレットカラー
【牝5/高橋亮厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
スカーレットカラーの1週前追い切りは、ウッドで古馬1勝クラスに2馬身半先着。6ハロン79・3―36・1―11・8秒。好時計で僚馬を一蹴した。

【喜多助手】
「状態はすごくいいですよ。プラス体重での出走になると思いますが、稽古で動けているので問題はないと思います」

 

◆ダノンファンタジー
【牝4/中内田厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ダノンファンタジーの1週前追い切りは、ウッド単走で6ハロン80・7―37・0―12・2秒。道中で気負うのは相変わらずで、体にもややゆとりがありそうだが動きは悪くない。

【片山助手】
「ゆっくり休ませてからの立ち上げになりました。体重は大幅に増えていますが、パワーがついて精神的に大人になった感じもあります」



《8日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
土曜メインの阪神牝馬Sで、重賞4勝馬のダノンファンタジーが、今年初戦を迎える。最終追いは川田騎手を背にCウッド5ハロン630121。前走の秋華賞こそ8着だったが、阪神芝1600メートルは18年阪神JFなど3勝をマークしている。久々の実戦だが、得意舞台でいきなり能力を発揮しそうだ。

【○○調教師】
「追い切りは予定通りです。ここを目標に調整してきた。体は大きくなっているけど、成長分。能力のある馬なので、休み明けでどういう競馬をするか楽しみ。もう1度自分の距離からやってみます」

 

◆ビーチサンバ
【牝4/友道厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ビーチサンバの1週前追い切りは、福永を背にウッド3頭併せで併入。6ハロン82・7―37・0―11・7秒。叩いたことで反応も素軽くなった。

【藤本助手】
「前走(京都牝馬S=5着)後は短期放牧。1週前はビシッと追い切りました。いい雰囲気です。距離延長と阪神へのコース替わりはプラス。ここはベストの条件ではないかと思っています」

 

◆プールヴィル
【牝4/庄野厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
プールヴィルの1週前追い切りは、坂路単走で最後は仕掛けられて4ハロン51・5―37・5―11・9秒。もともと調教駆けするタイプだが、以前より力をつけている。

【花田助手】
「前走(京都牝馬S=2着)のプラス体重は成長分。背が伸びて馬自体は良くなっていましたね。同じ舞台の桜花賞で6着と頑張っていますし、成長した今ならもう少しやれてもいいんじゃないでしょうか」



 

《関東馬・美浦》

 

◆シャドウディーヴァ
【牝4/斎藤誠厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
シャドウディーヴァの1週前追い切りは、南ウッド5ハロン67・4―38・2―12・3秒。追走内で僚馬に脚色優勢の好フィニッシュ。馬体の張り良く体調は上向き。

【斎藤誠調教師】
「ヴィクトリアマイルを目標にしてここから始動。腰がパンとしてスタートも出るようになった。輸送は問題ないし、素直な馬なので乗り替わり(岩田康→池添)も大丈夫」



《7日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
唯一の関東馬シャドウディーヴァは、南Aを経由して坂路を駆け上がり、翌日の最終追い切りに備えた。

【相田助手】
「前走(東京新聞杯=2着)後に放牧を挟みましたが、雰囲気は変わらずいいですね。東京から阪神に替わりますけど、中山でも走れている馬だし、池添騎手は牝馬の扱いが上手だからテン乗りでも折り合いをつけられるはず。2度目のマイル戦でうまく対応してくれたら」



《8日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
土曜メインの阪神牝馬Sで初の重賞制覇を目指すシャドウディーヴァは、前走東京新聞杯では後方から上がり333の切れ味を発揮し2着と初のマイル戦で結果を残した。8日の最終追い切りでは、美浦ウッドを馬なりで5ハロン676127。動きは軽快で体調は良さそうだ。

【斎藤誠調教師】
「先週で出来ているし、いい状態で臨めると思います。体がしっかりしてゲートを出られるように。思ったように成長してくれている。前進気勢も出てきているし千六でも大丈夫だと思います」と2戦目のマイルで前進必至だ。」