東日本大震災の影響で開幕が遅れていた東京シティ競馬(TCK)のナイター「トゥインクルレース」が9日、東京・大井競馬場で始まり、キャンペーンキャラクターを務める俳優の伊藤淳史さんと渡部豪太さんがゲストで登場。メーンレース終了後には勝負服に身を包んだジョッキーらとともに募金活動に参加した。
【写真特集】伊藤淳史さんらが登場した「トゥインクルレース」復興支援チャリティーイベントの様子
トゥインクルレースは、1986年7月31日にTCKで行われた日本初の夜間競馬。25周年を迎えることから、芸能生活25周年の伊藤さん、今年で25歳の渡部さんの2人がキャンペーンキャラクターに起用された。例年なら3月下旬に開幕するが、今年は震災に伴う電力供給不足などもあり、開幕が遅れた。
この日は昨年より電力消費を35%減に節電して行われた。重賞開催日には復興支援レースも行われ、同レースの売り上げの1%が義援金に充てられるといい、伊藤さんは「楽しみながら支援できる。もっともっと競馬場に足を運んで、馬券を買って」とアピール。ステージイベントでは、伊藤さんと渡部さんのサイン入りグッズのチャリティーオークションなども実施された。
競馬初心者という渡部さんは「初めての競馬場でワクワクしてます。25周年をもっと盛り上げて、大井競馬場でみなさんと楽しめるようになって、ここから日本をもっと明るくしたいです」と意気込んだ。イベント前に馬券を購入していた伊藤さんは「先輩と呼んでもらえるように当てないとまずい。ドンと当てて帰りたい!」と鼻息も荒かったが、すべて外れだった。(毎日新聞デジタル)
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