調教という言葉に過敏に反応している人はいませんか~?(笑)厩務員は、自分の担当馬の体調をチェックしたり、ブラシやタオルなどで綺麗にしてあげたりなどの身の回りのお世話が主な仕事なんですが、調教師・調教助手の仕事は競走馬をレースで勝つことができるようにトレーニングをさせることです
調教師は、厩舎の最高責任者なんです。
なので、同じ厩舎で仕事をしている厩務員や調教助手にさまざまな指示を出します。
追い切りなどの時には騎手が騎乗することが多いんですがその時に、どのようにして追うのか(軽め、強め)と指示を出すのも調教師の仕事です。
競走馬は、気性が荒い馬や、おとなしい馬など様々な気性、個性がありますよね?調教師はその馬の個性にもっとも適したトレーニング方法を考えたりしなければいけないんです。目標としているレースに向けて、どのコースで走らせるのか?または、休みの間隔を考えたりなど大変なお仕事です
調教師の平均年収は約1200万円ほどらしいです。馬主さんから競走馬を預かって調教する預託料と管理している競走馬の競走賞金が主な収入源です。なので自分が管理している競走馬たちがレースで何着になるのかで大きく収入が変わってくるんです
JRAでもっとも賞金額が高いジャパンカップで1着になった場合は、2500万円が調教師の収入となるんです。
競馬学校に入って、厩務員または調教助手の仕事について調教師になられる方がほとんどみたいですね。あとは、引退した騎手が調教師になることも結構あります。
調教師になれる人は、限られた一部の人だけです。学力・技術(筆記試験)や技術試験などさまざまな試験を通過しなければなりません。その合格率は約2%とかなりの狭き門なんです。