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なぜ社台ばかり?

 ジャパンCのスクリーンヒーロー快勝は、さすがの裏事情を知っている軍団も読めなかったと前回書いた。その後、知り合いの馬券師からこのような話を聞いた。

「札幌記念のタスカータソルテ、エリザベス女王杯のリトルアマポーラ、そして今回のスクリーンヒーロー。賞金の高いレースで、いきなり指数の低い馬が突然考えられない指数の伸びで快勝している。これらの馬は全て社台のクラブの馬。なにかあるのか」

 そう言われればそうである。サンプルが少ないとはいえ、この3頭は今までに無い勝ち方を見せている。この大変身に何があるのか? その者は危ないことでもやっているのかと疑念を持つが、少なくとも我々にはそのような話は入ってきていない。やはり社台の馬は基礎能力が高く、それが突然開花するとしか考えられないのだが。

 とにかく我々も、社台の馬は注視し、さらに深く情報収集をしていきたい。

スクリーンヒーリーには素直に参った

 JCのスクリーンヒーロー激走は残念ながら、裏情報にも何も無し。本当のプロと称される数少ない馬喰やエージェントの方々にも、この大変身を読めたものはほとんどいなかったのではないか。ここが競馬の難しいところで、また面白いところでもある。裏を知っていれば、新聞や雑誌に出せない本当の情報(ヤリヤラズ、馬の本当の状態など)を入手していれば、馬券の的中率が飛躍的に上がるのは、我々の情報サイトの結果や、活動を記録したコミック本『100万馬券狙い撃ち予想師』を見ていただければわかるとおり。しかし、絶対に的中率が100%にならないのは、こういったプロに読めない現象が起こりえるからだ。

 今回のスクリーンヒーローのような大変身は他にも例がたくさんある。一番極端だったのは、史上最強と呼ばれたシンボリルドルフが敗れた天皇賞だろう。あの当時、ルドルフはすでに5冠馬になっており、国内で負けるとは誰も思っていなかった。そのルドルフを天皇賞で差し切ったのはギャロップダイナ。なんと同じ週の条件戦にも登録していた、条件クラスの馬だ。別に連勝していた上がり馬というわけでもなく、2週前の条件戦では、簡単に負けていたのだ。そんな馬が天皇賞に出てくるのも不思議なら、さらに条件馬が史上最強の馬を破ってしまうのだから、競馬なんて何でもありということだ。

 これがフロックでないことは、翌年ギャロップダイナが安田記念を制し、有馬記念でも2着したことで証明できよう。条件戦を負けてからたった2週で、ギャロップダイナは突然覚醒したのだ。

 私たちも、プロの方々と通じている以上、何とかしてこのような馬の大変身を早く見つけるように努力している。しかし、全てを見切るのは非常に難しい。スクリーンヒーローには素直に参ったと負けを認めるしかない。   


我々の活動が漫画化されました

 我々が普段どのようにして情報を得てそれを馬券作戦の用いて儲けているか。その活動が、コミックの題材になりました。講談社から出版されている『100万馬券狙い撃ち予想師』という本です。その中の「競馬関係者が伝授する最強の競馬的中法」の項のモデルになっているのが、我々です。ちなみに、「30年の馬主経験から見つけた激走の合図」でモデルになっている藤田氏も、我々と情報を交換する仲間の一人です。

 こうし活動により、表に出ない真の馬券情報が入手でき、大穴馬券的中につながるわけです。最近では、福島記念(マンハッタンスカイ)やファンタジーS(イナズマアマリリス)の3連単も、これらの情報を元に主軸として挙がるわけです。

 これからも、できる限りのことはこのブログで(要注目情報は申し訳ありませんが、有料サイトになります)紹介していきますので、これからもご期待ください。

 今回は本の宣伝みたいで失礼いたします(何冊売れようが、我々にギャラがはいるわけではないのですが)。