■トラックバイアス

中山:芝 内先行有利(良)  ダ 先行有利

阪神:芝 内先行有利(良)  ダ 先行有利

芝は中間の降雨により柔らかめの馬場。先週の傾向から力のいる馬場が見込まれる

土曜日は内先行有利の傾向に変化はなかった

 

<レース予想>

■中山11R 弥生賞(3歳・G2) 芝2000M

1.展開予想 先行有利 ⑪③-⑨  ペース=S 

2.指数上位 82⑤ 81⑪ 注83↑可能性あり⑨、80↑可能性あり⑥ 

3.予想印 ◎⑨○⑤▲③★⑧△⑦⑪

4.レースコメント

クラシックに向けて伝統のトライアルは事実上⑤シンエンペラー、⑥トロヴァトーレ、⑨ダノンエアズロックの3強の争い。

例年冬の中山はホープフルS(最終日で力のいる馬場)、葉牡丹賞(開幕週の高速レース)で指数85以上が基本だが、⑤シンエンペラーで82、⑥トロヴァトーレで77とレベルに疑問符がつく状況。⑨ダノンエアズロックも前走でレガレイラに勝ったとはいえ超スローだったため指数は77。そうするとラップ分析により指数85を超えそうな馬を見つけたい。本命は⑨ダノンエアズロック。最初の1ハロン13.3を12.6に置き換えたところで指数に変化はないとすれば+6で83以上の指数は叩き出せると考える。葉牡丹賞は4,5ハロン目の12.7,12.8をどう考えるかだが、う~ん、せいぜい0.3~0.4秒(+3)だろう。そうすると指数は80程度でしかない。⑤シンエンペラーは前走そもそもスローではないので82そのまま。指数的には⑨ダノンエアズロック>⑤シンエンペラー>⑥トロヴァトーレと考える。さらに言えば⑥トロヴァトーレの指数を80とすれば。⑪ニシノフィアンス以下でしかなくなる。

結論、本命⑨ダノンエアズロック、対抗⑤シンエンペラー、単穴は展開に恵まれそうな③シュバルツクルーゲル、抑えは⑪ニシノフィアンス、前走太め残りが敗因の⑨シリウスコルト、水戸記者本命の⑦コスモキュランダ。⑥トロヴァトーレはオッズ的に3連単の3番手でしか買えないので予想としては無印とする。

 

3/5追記

レース回顧 ハズレ

馬連:⑤-⑦

3連複:⑤-⑦-⑧

1.展開 ⑧-③⑨⑤⑥  立ち遅れ⑦ ペース=M(60.4)

2.回顧

マイペースで先行した⑧シリウスコルト太めの前走から+2kgもパドックでは締まって見えた。また、レースに入ってからの前進気勢も違っていた。今回が本来の姿も相手が一枚上だった。⑧シンエンペラーはいつもどおりの安定感。パドック酷かった⑨ダノンではなく、こちらが本命だった。。。勝った⑦コスモキュランダは水戸本命だったので⑨からは買っていたが、配当面で妙味なく⑧からは買えなかった。。。⑨ダノンは前述のとおりパドックでチャカチャカ、馬体は短距離馬か!のような太っちょと評価を下げるべきだった。⑥トロヴァトーレはこんなもんだろう、日和って3連単に組み入れたが、予想通り無印にすればよかった。

 

⑦コスモキュランダ:デムちゃんの戦法が嵌ったが、馬も強かった。シンエンペラーに完勝したのは事実。

デムーロ騎手「返し馬から凄く感触が良かったです。向正面でペースが遅そうでしたし、今日は前残りの馬場だったので、後ろでは厳しいと思って早めに動いていきました。結構いい馬です。前走は2着に来ていますがこんなにも走るとは思いませんでした。乗った感触がいいですし楽しみです」

⑧シンエンペラー:走るたびにパフォーマンスを落としている。本格化は秋以降じゃないだろうか。

川田騎手「今日のところは勝った馬に馬場が向きましたね。この馬自身久々の競馬でもしっかり走れましたし次につながる競馬はできたと思います。」

⑨シリウスコルト:480kgが適正のようだ。本番も前残りになるなら期待できる。

三浦騎手「調教の感じから一段階、上向いていると感じました。ハナに行くと決めていたわけではなく、この馬のリズムで行こうと思っていました。出てからリズム良く、バランスをとって走れました。強いて言えば3~4角の馬場が良ければもう少し立ち上げもスムーズだったでしょうが、本番に向けて力のあるところを見せてくれました。」

④エコロレイズ:好位内。このレースでのベストポジションは確かだがここまで走るとは...

横山和騎手「急きょ、依頼を受けたので手探りでしたが、返し馬でこういう馬場はこなせそうだと思いました。道中は大事に乗って3~4角も内をロスなく回れましたし、終いもジリジリ脚を使っています。まだ、体のフォルムが子供っぽいのですが、悪くない内容だったと思います。」 

③シュバルツクルーゲル:田原曰く。逃げていれば⑨と着順が逆になっていただろう。鞍上は西村。

西村淳騎手「この馬の競馬をしました。今日は休み明けの分かもしれません。次はもっと良くなると思います。」→この馬の競馬は先行粘り込みだ! 

⑥トロヴァトーレ:葉牡丹賞は高速馬場でのレースなので春の中山には結びつかない。今年も同様だっただけ。

ルメール騎手「初めての重賞で相手が強くなっていたし、勝ち馬は強かったです。3~4角で馬場を気にして進みが悪かったし、今日のように遅くなったり、速くなったりするペースもこの馬には合わなかったです。 」

⑨ダノンエアズロック:これが実力ではないと思うがどうしてこういう仕上げになった?無理矢理合わせた?

キング騎手「スタートは良かったですし、前半からいいポジションで運べました。いいリズムで道中の手応えも良かったです。残り400Mくらいの馬場が一番悪くなっているところもあまり気にしている感じではなかったのですが、伸び切れませんでした。」

⑨ファビュラススター:若い。春は出番ない。

横山武騎手「返し馬からテンションが上がっていました。調教ではモタれる面を見せなかったのですが、今日はモタれそうだったので右ムチにして対策をしました。それでもコーナーから苦しがって内にモタれていてレースにならなかったです。いい馬ですが、まだ粗削りですね。  」

 

■阪神11R 大阪城S(L・ハンデ) 芝1800M

1.展開予想 内有利 ③⑤-⑧⑨⑩⑮  ペース=M

2.指数上位 92⑨⑫ 91⑬ 注②④⑥⑪ 

3.予想印 ◎④○⑬▲①-△⑤⑥⑨⑫

4.レースコメント

短い距離ばかり使う意味はわからないがさすがにOPクラスでは力が違うだろうというこで④ステラヴェローチェを本命とする。相手は④とは枠順の差で⑬ピンハイ、3番手は相手弱化で復活を期す①ルージュスティリア、指数上位も休養明けが気になる⑥スカーフェイス、前走好走が道悪で良だとまだ信頼置けない⑬フォワードアゲン、ハンデに恵まれて指数が押し上げられた⑨デビットバローズはそれぞれが一長一短のためおさえまで。他では水戸記者本命の⑤ショウナンマグマ。

 

3/5追記

レース回顧 的中(馬券はハズレ)

馬連:④-⑨

3連複:④-⑤-⑨

1.展開 ⑤-⑧④-⑨  立ち遅れ②スタート不利⑥ ペース=H(34.6-58.6) 

2.回顧

反省。

本命がパドック悪かったら思い切って本命から外す。悪くない馬は絶対に変えちゃダメ(除キバテン)

展開、枠順、バイアスが認められるんなら、不安になるんじゃなくさらに自信を深めること

④ステラヴェローチェをなぜ本命から外したか今でもわからん。もちろん④からも馬券買っていたが⑨デビットバローズとの組合せはオッズ低く買っていなかった。⑥スカーフェイスは仕上がっていた。スタート不利なけれは際どかったと思う。⑬ピンハイは枠順不安なんだからねぇ。。。それにしても負けすぎだが。

 

④ステラヴェローチェ

酒井学騎手「中間の調教で掛かる面がありましたが、今日は返し馬で落ち着きがあり力みもなかったです。ポジションにこだわらず折り合い重視の競馬を考えていましたが、内枠も良くうまく好位のインで脚がたまりました。58.5kを背負いながら勝ち切ったあたりここでは力が上でしたね。」

⑨デビットバローズ:岩田の息子は先行馬にのせると本当に安定している

岩田望騎手「思ったよりペースが流れたので、競ってまでハナへ行くことは考えませんでした。前回と同じような位置でいい競馬をしてくれたと思います。着差を考えると悔しいですが、まだ成長していますし、オープンでこれだけやれたので今後が楽しみですね。 」

⑤ショウナンマグマ:上位2頭にはぐうの音も出ない完敗。

団野騎手「マイペースで行けて、最後まで渋太い脚を使いました。コントロールの難しさはありますが、うまく噛み合えばオープンでやれます。」

⑥スカーフェイス:スタートで進まず、4角大外でこの着順。この馬も本来の力は上。

松若騎手「テンは進まなかったけど3角に入ってからはバランスのいい走り。ラストは手応え通りのいい伸びでした。地力がありますね。」

⑪オニャンコポン:絶好の展開にもかかわらず。現状はこんなもんだろう

長岡騎手「直線でもいいところが開きましたし、いい競馬ができました。前回はイレ込んでスタートがひと息でしたが、今日は出てくれましたし、描いていたレースはできたと思います。」

⑦グラティアス:先行粘り込みの馬だからね。5番手じゃ上位はムリでしょ。

ムルザバエフ騎手「厩舎サイドからは、リズム良く運んでほしいとの指示。道中、いい感じで行けました。でも、以前に中山の1600mで乗った時は終い伸びましたが、今日は脚が上がりました。1800mは少し長いのかもしれません。 」

⑬ピンハイ:挟まったり弾き飛ばされたりは確かにしていたが、今日は高倉もダメだったね。

高倉騎手「スタートで挟まるような形になって、所々でエキサイトしていましたが、4角をいい雰囲気で回ってこられたんです。でもそこからハミを取らず、進んでいく感じがありませんでした。昨年の使い出しの時も動けませんでしたし、時期的なものなのか、気持ちの問題なのか、そのあたりは現状ではまだ何とも言えないところですね。 」

①ルージュスティリア:気負う。いったん休養することを進める。