こんにちは

楽園画家の長沼慧です。


最近はずっと制作にこもりっきりで少し時間の感覚が薄れてきましたが、生きております。


8月も中旬になり9月の新潟伊勢丹の三人展と東武船橋の個展まで後少しとなりました。

今日はずっとかかりっきりでした作品が完成しましたので新作をご紹介いたします。











「楽園 -光さす方へ」

雲母壁面画

310×400mm

¥209,000(税込)


観る方が楽しめるように細かい箇所まで丁寧に描き上げました。


定期的に読みたくなる恩田陸さんの「光の帝国」という小説の中に祈りの言葉が出てきます。

心にぐっと入ってくる言葉で作品を描いているときに定期的に唱えています。

今回その祈りの言葉が強くでてきたのでシェアさせていただきます。


*********************


僕たちは、光の子供だ。 
どこにでも、光はあたる。 
光の当たるところには草が生え、風が吹き、生きとし生けるものは呼吸する。 
それは、どこでも、誰にでもそうだ。 
でも、誰かのためにでもないし、誰かのおかげというわけじゃない。 

僕たちは、無理やり生まれさせられたのでもなければ、間違って生まれてきたのでもない。 
それは、光があたっているということと同じように、やがては風が吹き始め、花が実をつけるのと同じように、そういうふうに、ずっとずっと前から決まっている決まりなのだ。 

僕たちは、草に頬ずりし、風に髪をまかせ、くだものをもいで食べ、星と夜明けを夢見ながらこの世界で暮らそう。 
そして、いつかこのまばゆい光の生まれたところに、みんなで手をつないで帰ろう。


*********************


長沼おすすめの本です。

良かったら是非読んでみてください。




展覧会の詳細、作品については有限会社福福堂のHPからお問い合わせください。




🟡若手芸術家三人展

〜渡る鳥の物語


秋は渡り鳥の季節です。

新潟は北方からの冬鳥が降り土地です。この秋、渡り鳥とともに3人のアーティストが新潟に参ります。彼女たちもまた渡り鳥のように全国を移動しながら成長続きます。およそ80点の作品をどうぞお楽しみください。


○若手芸術家三人展

〜渡る鳥の物語

日程:9/6(水)〜12(火)

場所:新潟伊勢丹7階イセタンアートギャラリー

全日程在廊予定