季節は梅雨。
6月はダメそうです。休職者の穴埋めで仕事が増えるのは分かってたのですが…有給1日だけ取るつもりでいましたが、それも返上。虫に使えるのは…頑張っても8日。
夏にはまた虫のイベントもやるので、展示の準備もせにゃならん。
なにせ、標本は急には乾かないので、1ヶ月前には展示の構想を立てて、出す標本を決め、必要なものは展脚せねばなりません。ましてやジメジメした梅雨は、標本作成にはまったく不向き…1日1日が勝負です。

まずは、生き虫で購入して展脚していたスマトラアトラスの針外し。
94ミリ取れる大型個体。でも、最大100ミリに乗るそうですからね。まだ伸びしろがあると。

はかりわすれた…90ミリ程です。
フォルムはこちらのほうが好みかも。

標本の探し物をしていたら、以前静岡で採集したツノゼミが出てきたのでマウントしました。
シンプルですけど、格好良いですね。

スリランカ産の糞虫。
Liatongus rhadamistusでしょうか。
珍奇な形ですが、日本のツノコガネと同属です。


さて…乗り切れるか。ミイラ取りがミイラになるか。
大事な一ヶ月になりそうです。