今日の歌 春告げ鳥 二月二十三日(木)
二十日の月曜、両くるぶしの異変発生から三日目、整形医師の診断を受け、
アキレス腱の腱鞘炎と、ふくらはぎの腓腸筋膜の急性炎症だろうとのこと。安
静と杖の使用を命ぜられました。
歩行が出来ないくらいの疼痛が堪りません。椅子に座っていればなんともな
いのですが、お茶沸かしにキッチンへ行くのも一苦労。トイレ、風呂も大変な状
態。タクシーの乗り降りもいちいち運転手のお世話でなんとかしてます。
あちこちの約束もどうしても破らなければならない辛さ、筋肉や腱の老化があ
るから、すぐ完治は期待出来ないとの御託宣。こうして身心老いて行き、そのう
ち車椅子生活になるかもしれないと思うと、ただでさえ暗い未来が、益々辛いも
のになります。
なんとか歌作に生甲斐を見つけて頑張っていきます。どうかよろしくご声援下さい。
今日の歌
春告げ鳥
*名も知らぬ鳥の媾合ひわが庭に春を告ぐるかかしましき声
*かのひとは人の花なりこのわれは影すらうすき老木にして
*旅がらす鋭きまなこ投げつけしまま翔び立ちぬ春の夕暮れ
*野良犬の悄然と去る夕暮れに音も無く降る あめの残酷
*妻を呼ぶ声しきりなり春の夜の猫の恋すら羨もしきものを