「さくらばなちる」より引用 一月八日(日) | keiの歌日記

「さくらばなちる」より引用 一月八日(日)


街(kei)
No.1  名前:Kei   2006/01/08(Sun) 11:22
簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる女(ひと)よ銀座の

ある歌会で、結句の倒置の是非で論争になりました。
作意としては”女”を際立たせるにはこの方が強請になると思ったのですが・・。
皆さんのご意見拝聴。

No.2  名前:mako  2006/01/08(Sun) 13:11
>簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる女(ひと)よ銀座の

簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる銀座の人よ

倒置しないとこうなりますよね。
このままだと歌が繋がりすぎて、ちょっと歌謡曲調になってしまうような気がするので、私は倒置に賛成です。
倒置した時の問題としては、「木枯しの 中闊歩せる 人よ銀座の」と句またがりがあるため、歌の調べが壊れてしまっていると思います。
初句の簡潔に・・・があまり生きていないような気がするので

木枯しに赤を泳がせ闊歩せる・・・・

と素直に言葉を繋げてみてはいかがでしょうか。





No.3  名前:mako  2006/01/08(Sun) 13:12
あらら、女が人になってしまいました。
ごめんなさい。

No.4  名前:i磯   2006/01/08(Sun) 15:07
簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる女(ひと)よ銀座の

この場合だと、木枯らしの中、女の人が闊歩して歩いてるよ、ああ、そういえばここは銀座なんだなー
赤は衣服の色ですよね
赤が活動的です


簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる銀座の人よ

こちらのほうにすると、客観的に銀座で歩いてる女の人を見てるという感じに思える
赤が寒々しい感じがするかな

女の人を、際だらせるならば上のほうが、木枯らしの中で歩いてる女の人の情景をを思い浮かべやすいです
私は技巧的なことは解らないので、感想まで

No.5  名前:美里和香慧  2006/01/08(Sun) 15:47
>簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる女(ひと)よ銀座の

>簡潔に赤を泳がせ木枯しの中闊歩せる銀座の人よ

倒置にするしないよりも、簡潔にと言うのがイメージできませんでした。
倒置した方が演歌調にならなくて良いとは思うのですが、簡潔に赤を泳がせると言う部分に引っかかってしまいました。

赤い服なのか、マフラーやストール等なのか解りませんが、木枯らしの中を颯爽と歩く姿を簡潔という言葉にされているのか、それとも簡素な服なのだけれど、赤が際立って見えたのかが良くわからないのです。ただ、銀座と言う場所であれば、簡素な服と言うのはイメージしにくいと思うのです。なので余計に簡潔の意味が取りきれませんでした。



No.6  名前:Kei   2006/01/08(Sun) 17:14
makoさん。仰るとおりです。有難う。

磯さん。暖かいコメント嬉しいです。

美里さん。有難う。

>簡潔に赤を泳がせると言う部分に引っかかってしまいました。

デテールでなく、全体から受ける”赤”の感じを”簡潔に”でひっくるめて感じて欲しいのでしたが無理ですネ。

No.7  名前:mako  2006/01/09(Mon) 00:17
銀座の女よといってしまうと、どうしても水商売の女性を想像してしまいます。
しかも赤ですから・・・(笑


No.8  名前:Kei   2006/01/09(Mon) 08:10
makoさん。おはようございます。
まさに水商売の人でした。
銀座表通りの一本裏の、酒場、カフェ、居酒屋が列居しているビルの乱立している街路を、颯爽と眉挙げて闊歩していて、あまりゴタゴタしたアクセサリーも無く、あっさりした黒いハンドバックを抱えてとあるビルの中へ消えて行った、その赤い後姿に惹かれて思わず口を衝いて出た歌です。
 簡潔がなにかその女を表わすには一番適していると直感しました。直感は大事にしたい私です。

  『さくらばなちる』は→こちら

 

 

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