秋、一部の鮭科の魚を除き、多くの魚が産卵します。
陸封魚や海から遡上した魚は7月頃から体の側線を中心に変化が起き
成熟の証の婚姻色が出始め、鮮やかな色が表れ、徐々に婚姻色の帯が深みを増していきます。
遡上する魚はペアリングする雌に婚姻色でアピールし
上流域で共に産卵床を掘り産卵・受精し次の世代に命を繋ぎます。
婚姻色は魚の真皮に含まれる色素胞で自律神経、ホルモンによって形成されます。
この山女魚は山女魚釣り一筋の本流釣り師のFさんの昨年釣った
44cmの婚姻色を纏った山女魚です。