40歳になって思うこと。


私の就職活動を振り返ると、

やりたいことは特にないので、とりあえず高収入、高待遇の大企業にエントリー。

運良く内定もらえた会社に入社という感じ。

おそらくこんな感じの人の方が多いのでは?


忙しいけど、お金もらえるし、福利厚生も良いし、それなりにモテるし、とかでそこそこ満足。


ただ、忙しい。残業はもちろん当たり前、サラリーマンなので出世をするために上司にはペコペコする。

夜の飲み会とかも多いので、毎晩遅い。

所得は高いのでお金の心配もあまりない。


ただ、それに慣れてくると自分を高める勉強とかはあまり出来ない。大企業というとなんかカッコイイ仕事をしていそうだけど、結局はたいした仕事ではない。

忙しい自分に酔って、俺達はすごいと思っている。

今思うと、みんなある意味洗脳されている。


忙しくても辞めようとは思わない。

人間というものは、一度よい待遇や処遇を受けると、それを手放す選択肢は無くなる。

この会社を辞めたら、人生終わりだ。家族を養えないと思ってる。


冷静に考えてみると、今の日本で生活している99.9%の人は自分と違う会社で働いてみんなそれなりに幸せに生活しているのに。


何を言いたいかというと、

その会社を辞めてみると、、

別になんともないと言うこと。

辞めて冷静にその会社をみてみると、なんか滑稽にすら見えてくる。


転職先の会社は、もちろん給与は下がるけど、

適度なストレスと適正な業務時間であり、毎日希望と感謝の気持ちを持ちながら仕事を出来ている。


お酒も減ったし、タバコも辞めた。

上司にペコペコすることもないし、嫌いな人とゴルフもしない。毎朝早起きして、ランニングして朝食食べてから会社に向かう。

夜は、あー今日も頑張ったーって感じで寝る。

毎日定時なので子供達との時間もたくさんある。


もっと早く転職すれば良かった。


むしろ自分を高めるための意欲と時間は今の方が多い。


お金以外は、全て転職後が勝利といった感じ。


ただ、今がすごく幸せだと思えるのは、皮肉にも前職でクソみたいな時間を過ごしたおかげでもある。


新卒から今の会社に入っていたら、また違った思いを持っていたのかな。


今は幸せです。