今回の帰省中に予定していたミッションをほぼクリアして、

無事に自宅まで帰ってきました。

 


青森屋での滞在の様子です。

 

現地までの送迎は、姉が引き受けてくれて、 

本当は一緒に滞在できたら良かったけれど、

諸般の事情により滞在なし。

それでも、気持ちよく送迎してくれて本当に助かった。

 

昨日書き忘れたけれど、当然ながら「いちおう?(笑)」父も誘ったんです。

でも、自ら行かないと言ってくれたので母と2人になった次第。ウインク

 

私としては、ずっと姑にいびられ、昔からずっと家族優先、

自分のことは二の次で、姑からようやく解放されたと思ったら

今度は自分が体調崩した母に喜んで欲しかったので願ったり叶ったり。ニヤリ

もし父も一緒だったらとても私1人で2人の面倒を見られなかったので、

そこは結構オーライ。ウインク

 

いわゆる昭和の頑固親父の父は、空気を読んだのではなく、

単に温泉に興味がなかっただけ。爆笑

 

 

ホテルのスタッフが、私たちが着いた時に母が車から降りる様子を見て
車椅子を勧めてくれたけど、母が車椅子は嫌がるだろうなと思っていったんお断り。

 

しかし、フロア間はエレベーターで何とかなるとはいえ、部屋まで結構な距離。

 

母も大変だーって実感したのか、やっぱり車椅子借りようか?って聞いたら、
受け入れてくれたので、すぐフロントに電話して車椅子をお願いした。

そうしたら、これまたすぐスタッフが持って来てくれた。

 

そして、部屋の様子。

星野リゾートになる前の昔の施設には行ったことがあって、

大浴場までとても遠かった記憶。

なので、部屋に温泉はMUSTで、半露天風呂着きのお部屋。

 

しかし、普通の人には何でもない段差がチラホラ。

母にはかなり不便。

バリアフリーの部屋にするべきだったか?と私の誤算①。

 

 

部屋のお風呂は檜のいい香り。

 

しかし、母が湯船に入るのに一苦労。

病気したせいもあってすっかり筋肉の落ちた来年米寿を迎えようとしている老人には、

ちょっと足を上げるのも大変。私の誤算②。

 

介助しながら、介護を日常的にしている方を思い、尊敬せずにはいられませんでした。

本当に頭が下がります。

 

そのうち、母も慣れてきて、どうすれば楽に入れるかを自分で編み出し、
手すりを利用して自分で湯船に入れるようになりました。

頭はまだまだしっかりしています。ニコニコ

 

館内の様子。

 

蛇口からりんごジュースが出てくる場所があって、りんごジュースが飲めたり。

 

食事は朝夕共にビュッフェスタイルが基本だけど、
夕飯は古民家を再利用した南部曲がり屋での懐石料理に変更。

 

ここで、私の誤算③。

敷地内にあるけれど、本館から離れていて、
でもバスでの送迎があるので大丈夫だろうと思っていたら、

バスの乗り降りも一苦労。

着いてからもテーブルまで少し歩くし段差もあり。

母にはなかなか辛かったと思われ。。。ガーン

 

この囲炉裏は、古民家から持ってきたそう。

 

先付け

 

八戸の郷土料理 いちご煮

(ウニとアワビのお吸い物)

 

お造り

ドライアイスを利用したちょっとした演出があったのにビデオ撮りに失敗。ガーン

 

焼き物

(鮃の柚子胡椒田楽)

 

揚げ物

天ぷらやのカウンター席以外で、

ここまで熱々の天ぷらを提供されたのは初めてかも?

 

台の物

 

お食事

 

甘味

 

懐石料理にしたのは大正解。

今まで外食もままならなかったので、母にとって久しぶりの外食でのご馳走。

 

父によれば、最近またあまり食べなくなったという話だったけれど、
これだけたくさんの量を母はほぼ完食。

 

私もお腹いっぱいではち切れそうだったけど、おいしかったので頑張って完食。

 

父から見て母が食が細くなったように見えたのは、
父が自分が好きなものは1人で全部サラッと食べてしまうため、
母が食べる分がなくなっていたからというオチだった。爆笑

 

母は、今回頑張って食べた!

って喜んでくれて私も嬉しかった。

 

 

夜はみちのく祭りやのショー鑑賞。

オプションで事前予約が必要。

 

こちらは青森県の夏のお祭りを題材にした1時間ぐらいのショー。

左から、弘前ねぷた、青森ねぶた、八戸三社大祭。

この他、五所川原の立佞武多はプロジェクションマッピング。

 

その他、影絵を利用したり、津軽三味線や民謡が組み込まれていたり。

 

ただ、ここでも私の誤算④。

会場まで車椅子で裏エレベーターを利用させてもらったが、

事前予約していた座席まではまたちょっとした階段が。。。びっくり

 

車椅子用の席もあると言われたけど、端っこになるし、

母に聞いたら階段を登ってみるとのことだったので予約した席へ。

こちらもなかなかたいへんだった。

さらに、座席が木のベンチスタイルで座布団が敷いてあるとはいえ、背もたれもなく、
お尻の肉がなくなった母と私にはちょっと辛い1時間だった。

 

これで1日目が終わり。

私の悪い癖、詰め込みすぎてぐったり。(笑)

 

朝食はビュッフェスタイル

会場が遠かったーーー

 

敷地内の公園にある古民家

 

星野リゾートになって何軒か古民家を移築したそう。

 

公園には足湯や温泉や古民家のラウンジやらあるけれど、

歩いて回るのはキツイので、オプションにある「紅葉りんご馬車」に乗って一回り。

 

猛暑のせいで紅葉は遅れているが、お天気も良くて景色がキレイだった。

りんごのお土産付き。

 

12:00チェックアウトでそれまで部屋でゆっくりできるのはGood!

 

部屋に温泉があったのでいつでも入れるし、

大浴場まで行かなくても温泉はたっぷり堪能できた。

 

ただ、キャンセル規定が厳しいので、それも今回強行決行した理由の1つ。

 

今回よかったら、来年の米寿のお祝いにまた来られるといいなと思ったけど、

たとえバリアフリーの部屋にしても、いろいろたいへんなのでもうここは無理かも。

 

家の中では普通にできていても、外に出るとできないことがいろいろある。

 

母も来年米寿を迎えようとしている高齢者。

病気してすっかり筋肉が落ちて、

家での様子を見て私の中では普通にできるだろうと思っていたことがいろいろ難ありで、

特に段差の上り下りは厳しかった。

 

住み慣れた家と外とではまったく違うことをあらためて学習。

 

私の術後も、今まで普通にできていたことができなくなって
もどかしいことを身を持って実感していたのに、

想像力が甘かったのは大きな反省点。

 

でも、嫌がるかなと思った車椅子に乗ってくれて、私も介助するのに助かったし、

ホテルのスタッフも快くいろいろサポートしてくれた。

 

事前にどのオプションなら可能で、母が喜んでくれるか考えるのも楽しかった。

 

さぞかし母も疲れただろうと思ったけれど、

車椅子を利用したおかげでかなり楽だったそう。

 

私の単純な自己満足だったのかなーと思ったりもしたけど、

これが最後かなーと母自身も思いながら過ごしたそうで、
でもいろいろ楽しかったと喜んでくれたので、私もうれしかった。

 

もう2度と母と旅行できないと諦めていたところに決行できたプチ旅行で、

確かにもしかしたらこれが母との最後の旅行になるかもしれない。

 

『親孝行したい時に親はなし』

 

事前に私が体調を崩して、決行が危ぶまれて、

側から見たら私の行動は無謀だったかもしれないけれど、

なんとか今回一番のミッションがクリアできて本当に良かった。

 

実家からの帰り際、

「来年は米寿のお祝いで、またどこかに行けるようにそれまで元気でいてね」

と伝えてきた。

 

私も、もっと元気にならなきゃ!!

 

長々と書いたプチ旅行記にお付き合いいただいてありがとうございました!