昨日はKバレエカンパニーの『蝶々夫人』を観てきました。
TVをぼーっと見ていたらCMやっていて、
一昨日チケット探してみたらまだ良さそうな席があったので
謎の右脇腹の痛みがある今日この頃で迷うところではあったけれど、ついポチっと。
真ん中の席だったので、舞台全体を観るにはとてもいい席でした。
(直前にこんな良席取れるなんて、関係者席でも放出されたかな?)
上野に到着。何年ぶりだろ。
休憩はさんで2時間30分。
CAST
蝶々夫人:飯島望未
ピンカートン:ジュリアン・マッケイ
スズキ:荒井祐子
ゴロー:石橋奨也
花魁:浅川紫織
ボンゾウ:杉野慧
ケイト:日髙世菜
ヤマドリ:山本雅也
シャープレス:スチュアート・キャシディ
Kバレエの舞台は、衣装や舞台美術が美しい。
今回も衣装はもちろんきれいで、
蝶々夫人だけに、蝶を思わせるポーズや踊りが美しく、
日本と西洋の文化を織り交ぜた素敵な舞台でした。
しかし。。。
生オケもすばらしいし、贅沢な癒しの時間と思っていたのに、
後ろの人がうるさくてなかなか集中できず。
開演してもまだしゃべっているので、
振り返って見たらしゃべるのはやめてくれたけど、お茶の間じゃないんだから。
その後、入口で配られたチラシが入ったビニール袋と思われる音が
動くたびにガサガサうるさかったな。
休憩中にあらためて見たら老夫婦。
観劇マナーは守ってほしいわ。
小さい子供もちらほら。
バレエを習ってる子供なんだろうけど、この演目はちょっと難しいのでは?
途中、お腹がズキっとたまに来ることがあり、
それも集中できなかった要因ではあるけれど、久しぶりのバレエにうっとり。
ピンカートン役のジュリアンは、この役をやるにはちょっと若い気もしたけど、
顔も踊りも美しく、目の保養でした。
蝶々夫人役の飯島望未さんも、動きがとてもきれいで、
セリフのないバレエで難しいと思われるのに、感情がよく伝わってきました。
着物でバレエって難しそうと思っていたけれど、まったく違和感なく。
着物でポワントも素敵だったし、花魁道中の歩き方もポワント使っていい感じ。
オペラの蝶々夫人はちゃんと見たことがないので、
比較のしようがないのだけれど、日本文化がちゃんと表現されていて、
海外の人にもぜひ見てほしいなと思いました。
悲しいお話でせつないけれど、衝動的に行くことにして正解でした。
こういう癒しもたまには必要。