私は外資系のIT企業に勤めております。
国産メーカーのお茶くみから転職して、
会社名が何回か変わったものの、もうすぐ32年??
こんなに仕事続けてるとは思ってもみませんでした。
現在の業務を担当するようになって、もうすぐ7年。
担当顧客のわがまま調整に時々イラっとするものの、
手抜きも覚えて、トラブルさえなければ、日々はわりとらくらくコースでした。
精密検査や術前治療でちょくちょく仕事を抜ける都合上、
日本のチームメンバーには早々に病気発覚について話はしていたので、
かなり優遇してもらって、仕事のことをあまり気にせずに、
精密検査や抗がん剤治療を受けることができました。
さらに、手術前にプライベートでやりたいことを実行するために、
仕事早めに切り上げたり、お休みすることにも理解してもらって、
ありがたい話です!
USにいる直属上司とは、隔週でミーティングはしているけれど、
だいたい時差が昼夜逆転真逆なので、
日々の仕事にいちいち口出しされることはなく、ある程度任されていて、
滞りなく業務が進んでいれば、満足してもらえるので、
隔週のミーティングの他は、人事評価の時に話すぐらいの関係。
手術の説明を受けて、きちんと決まってからお休みする連絡をしよう思って、
病気のことは話さずに応対していました。
だから、隔週の会議のとき、How are you doing?って聞かれて、
問題ないよって、病気のことを話せないことが辛かったーーー
手術の説明を受けるのは9/1なので、
それを待ってるとお休み連絡が1週間切ってしまうので、
1か月以上の長期休暇を取るのにそれじゃ突然すぎるだろうということで、
先週金曜日の夕方に、USのマネージャーとシンガポールの業務上のマネージャーに
長期休暇が必要な旨メールを出しました。
メールを書くのに困ったこと。
膵臓を始め、医学用語の英語がまったくわからない!!
膵臓 -> pancreas
膵頭十二指腸切除術 -> pancreatoduodenectomy
発音難しいーーー
覚えられない。。。
メールを送信した後の、2人の外人マネージャーの反応は??
健康第一!
とにかく必要な治療はきちんと受けて治しなさい。
早く回復することを祈っている。
仕事のことは気にしなくていいからと。
ありがたいお言葉です。
ブラック企業なら、仕事できないなら辞めろって言われかねないでしょう。
余命が限られているなら、もう仕事してる場合じゃないと考えたりもしたけど、
上司と同僚には恵まれていたなーとしみじみ。
11月に有休の切り替えがあるので、
病休20日と夏休み用特別休暇7日と10月で捨てる去年の有休の残りで、
9月10月はお給料が減ることなく、お休みできそうです。
とにかく早くカムバックできるように、
当面は治療に専念させてもらおうと思います。