まずは最近の体調の話から。

 

遡ること2年前。年齢は53歳。

ちょうどコロナが蔓延して、最初の緊急事態宣言が出た2020年4月のこと。

 

すっかり閉経したと思っていたのに出血が始まった。

気になるものの、コロナ禍でなかなか病院にも行けない。

でも、さすがに1か月続くとやばいと思って、

GW明けに思い切ってネットで探した近所の婦人科に行ってみた。

「卵巣は機能していないので、閉経で間違いはないでしょう。
子宮ポリープが大きくなっているので取ってしまいましょう。」と先生。

確かに去年の人間ドックで、

「子宮ポリープがあるけれど、そんなに大きくないので様子見ましょう。」

って言われていたな。

取ったポリープを後で見せてもらったが、1cmぐらいの小さいポリープだった。
これが出血の原因だった可能性もあるらしい。

結局、出血は止まらなかったのだが。。


家に帰ってネットでいろいろ調べるとゴルフボール大とかの人もいるようなので、

それに比べると全然小さいかわいいもんだ。

さらに、閉経後にしては子宮内膜が厚いので

子宮体がんの検査をしましょうとのこと。


子宮頸がんの検診は人間ドックのたびに毎年していたけれど、

子宮体がんの検査は初めて。


子宮体がんの検査は痛いと聞いていたけれど、

すでに前段階で結構痛い思いをしていたので、

どの検査で痛かったのかもうわからない。

ポリープの除去は痛くないらしいんだけど。


だいたい、婦人科検診って気が乗らないから病院に行く気にならなくて。。。
 

ポリープの除去は手術になるから医療保険で保険金出るか調べてみてと先生。

おー、初めて医療保険のお世話になる時が来たか。
しかし、お金が出ると喜んでいる場合ではない。

医療保険にお世話にならないに越したことはないんだし。

 

2020/5/18、病理検査の結果が出る日。

病院から電話がかかってきて、すぐ来てくださいとのことだったので、

あぁー悪性だったか…。と覚悟を決めて、

あわてて仕事を片付けて病院に行く準備を始めた。

結果は、ポリープは良性で問題なかったが、細胞診では意義不明な内膜異形細胞、

ClassⅢで擬陽性だった。

悪性とも問題ないとも言えない微妙な状況で、精密検査が必要とのこと。
さらに4か所の細胞を取って再検査するか、

子宮内膜掻把術で子宮内膜全体の細胞を取って調べるか。

 

もちろん後者できちんと調べた方がいいのだけれど、

かなり痛いらしく普通は麻酔をかけてやるものらしい。

ちなみに、4か所の細胞を取って再検査は、医療保険の対象ではなく、

子宮内膜掻把術だと保険の対象になるとのこと。


とりあえず、もう1度内診して細胞を取ってみましょうか。

ということで、私も早い方がいいと思ったので診てもらうことにした。

なかなか痛い。でも我慢できない痛さではなかった。
でも、今回は痛いときは痛いとちゃんと言ってみた。


検査を進めていくと、何か行けそうだということで、

検査に必要な細胞が全部取れちゃいました。と先生。


何度か痛みに耐え、結局、麻酔なしで子宮掻把術を実施した結果となり、

医療保険の適用になることに。
2週間で2回も医療保険で対象になる手術をしてしまった。。

 

ここで人生初の入院、子宮全摘手術を覚悟し、ネットでいろいろ調べ始めた。
 

この後は、経過観察となり、定期的に子宮体がん検査をしつつ、

出血が止まらない時は、ルトラールを使ったりした。

でも、このピルを飲んだあとに来た生理は、生理痛が半端ない。

出血量も多くて、とても外出できない状態。

 

在宅勤務で本当によかった。
ちなみに、お仕事はIT関連で、コロナになって完全在宅勤務となりました。

 

次に続きます。