昨日、友達と共にお墓参りに行ってきました。

タイトルのごとく、友人の、です。


彼女はちょうど3年前、

あまりに突然、旅立ってしまいました。


彼女とは小、中学校の同級生だったのですが、

学生だったころは特別仲が良かったわけではなく

卒業してからも連絡を取り合うような仲でもなかったため

ずっと接点のない間柄でした。

それが、ちょうど彼女が亡くなる一年前、

偶然、とある場所で再会したのです。

今考えれば、その偶然の出会いは、

ある種の運命だったのかもしれません。

その後は他の友達も交え、時々会って話をするようになりました。


彼女はずっと、いろいろな悩み、問題を抱えていましたが

それらに向き合って一生懸命生きていました。


そして、やっと一番辛い時期を乗り越え

少しずつ上向いてきたように感じていたある日。

彼女は私たちのそばから、いなくなってしまいました。


彼女のお墓に刻まれた命日を見ると

私たちは彼女を訪れるたびに確実に年をとっていくのに

彼女はもう決して齢を重ねることは無く、

私たちの記憶に残る彼女はこの先もずっと、あの時のままなんだなぁと

しみじみと思いました。


また来年の今頃来るね、と告げて

私たちはお墓を後にしましたが、

その時には彼女にどんな報告が出来るだろう、と思いました。


是非、良い報告を待っててね。