そのままで居られる あなたは強くて


そのままで居られない 私は弱い


逆さまから見た未来は

とても深い青色

その底で見た光は

ずっと忘れない


あなたが触れてくれた手も

あなたが聴かせてくれた声も

あなたが綺麗に微笑んだ笑顔も

すべて 私 忘れたくない


記憶から離れても

感覚から離されても

思い出が色褪せてきても

ちゃんと 私 あなた だけを 覚えてたい


大袈裟だよ、って言うでしょ

でもね

会いたいときに会えなくなるのって

とても

辛くて寂しいことなんだよ

だから

ねぇあなたも一緒だといいな

そんな気持ちが


許された時間の中で

限られてしまった時間の中で

私は何を残せるだろう

私は何を先に繋げられるだろう


願わくば その先も ずっと

続いてゆけるような ものであることを

ただ願い続ける


それが実り現実として私を

迎え入れてくれる日まで


白黒になっても

変わらない思いで

再び触れたときに

全て帰ってくるように


あなたのくれた温度も

感覚も 声も その笑顔も

一瞬たりとも忘れず

留めていたいのです