(幸せに成れないのは お前らのせいだ

蟻みたいに群れやがって どいつも こいつも

正当化して利用する事だけ 頭の中いっぱい

嘔吐しそうな程の蟲を詰め込んで

ヘラヘラ そして 幸せを見せつけ

狡猾にも笑いやがる

幸せになれないのは お前らのせいだ)


華々しく映る写真

それを撮す瞳

耐え難い違いの現実に

浮き彫りになる自分という殻

空っぽの胸に埋められる 想い出を頂戴

窮屈な孤独は やがて理性を捨てる


モノクロに見えたって

酷くぼやけて見えたって

結果は変わらないだろ

心配する程に大切に留めて

自己価値を見失う頃へ


ノイズばかりが聴こえる

五月蝿すぎる この現

まるで厄介者だ

幸せって放棄したのか?

孤独って不幸だったか?


(未来が見えないのは お前の方だ

先の話が 空想で終わるのは

叶えたい想いが無いからだ

目先の笑わない紙切れで

叶えるものは儚いと知ってる?

それで満たされる偽物の愛が

本当に欲しかったものか?

違うよな 分かり切ってる だが お前は

それに愛を見出し 抜け殻の自分には

その愛で応えない)


散らかる写真

ゴミだらけの記憶の中

消去すれば鮮明にも振り返る事の

出来ない脆弱さに

独り善がりの寂しさを埋め合わす

短絡的な選択に

満たされる答えなど無い事に


待ち惚けの間に

交わり過ぎる時間に

想い人は愛を深め

淫らにも堕ちてくよ

何をしていた?虚しさ

只、呆気なく終わる今日


果たされる事の無い

感情は黒い風船

ふわふわ ふわふわ

モノクロで ノイズだらけの現実(せかい)

幸せって笑いたいよ

今一人で手を握ってる孤独に

離れて欲しいよ


幸せなんだって笑いたいよ

この不幸は想像すらして無かった

幸せを運んできてくれる

無駄な不様な願い

行き通ることの亡い望み




割れた



割れた



割れて