触れられたくない
感覚を失くしてもいい
すれ違い 離れる意思
実は『嘘』
まんまと騙されて
さあ 、 どうする?
笑い続ける ピエロが配る
赤い風船
泣き笑う様な ピエロが配る
青い風船
感触も 温もりも
忘れそうな キミへ
折り重なる ズレ
都合よく振り回す カモ
相思相愛 吊る ハリボテ
それ『餌』
借り物の幸せ で
何処まで 行ける?
無理に笑う ピエロが配る
赤い風船
涙を隠し笑う ピエロが配る
青い風船
感覚も 熱量も
失くしそうな キミへ
「もう、ないよ。」
聞いて 頷いた
「このままで、いい?」
選択は 無かった
「この先も、これで。」
溢し続ける 誰
嘲笑う 様に ピエロが配る
赤い風船
あざとく 微笑む ピエロが配る
青い風船
感覚も 感触も 温もりも 熱量も
心も 心も 心も 心も 心も
失くしそうな
忘れそうな
失ってしまう
忘れてしまう
そんな キミへ
モノクロ の 情景に
想像する 現実とは成らぬ 景色
窓の向こうでは
その予感 通りに
物事は 進んでいる
都合良く 振り回され
踊る 抜け殻の キミは
気持ち を ゆっくり
風船と一緒に 手放す