朝の玉路地…




それは叶匠壽庵の夏の菓子で
打ち水をした路地の風情をうつしたものという。






冷やしたそれを

珈琲のお供にいただきながら


小学生の頃祖母と行った

長崎県加津佐町の海辺を思い出していた。




有明海沿いのふるさとでは

海は干潟の泥海だったから


澄んだ水と白砂には格別の感慨。


早朝の散策で

濡れて色とりどりに輝く玉砂利の浜辺を歩いた。

長い旅をしてきただろうそれは

まあるくまあるくなって裸足の足裏にも心地よかった。


だが、拾って持ち帰ったそれは

乾くとたちまち輝きを失ってしまう。





しあわせの青い鳥さながら…


その旅は

小学校5年の夏で

祖母の店の社員旅行に同行したのだった。


私はウエストにブルーのリボンベルトの白っぽいコットンローンのワンピースを着て

ツバの広い白い帽子を被っていた。


月曜日にかけての旅で

祖母が学校を休ませて同行させたことで

教育ママの母がひどく機嫌が悪かったことなど


さまざまな思い出が一気に蘇った。




小豆の砂利も葛餅の打ち水を得て輝いている。




洗顔直後の肌診断の結果も良好で

45歳の平均値相当らしい。



キメが今ひとつというが

私はおでこのシワの方が気になる。


一歩も出ないつもりの今日はおウチメイクで。





ともあれ、いい朝になった。


うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


昨夜は満月🌕



親友Yは

Eテレでブラームスを聴きながらのお月見だったようだが


私は大きな桃の果汁を滴らせながら

夏の味覚に舌鼓と

なんとも不粋なことである。





ティンカーベルは

残念ながらコロナに罹患療養中。


他にも友人知人にコロナ罹患者が続々と出ているところからも

その感染力はかなりのものであるらしい。



親友Mは暑さと仕事他の疲れでぐったりというし


おしゃれマダム四人、

それぞれのお月見になったようだ。


秋には四人揃って会えるかな。



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



けいあゆは

孫からの頼まれ事があって


彼が発行予定の冊子の添削、校正などだが


それに二、三日かかりっきりになりそうだ。


もちろんそれは

彼の専門の応用数学とは無縁の

彼の趣味の集大成(第一弾?)だが


生真面目な彼らしい地味で地道な本になりそうだ。


おばあちゃんとしては

自分の得意分野で精一杯応援したいところだ。



というわけで

二、三日ブログから離れることになりそう。


皆さま

暑さにもコロナにも負けず

どうぞお健やかにお過ごしくださいね。