おやつは
エディアールのチーズケーキとカフェ・オ・レ。


ベイクドチーズケーキは濃厚で

いつも二回に分けて食べる。





おやつで小腹を満たしたら

好きな着物と好きな帯、
撫子と桔梗で装って




はい、ちょっと街まで。



気温30度C  

曇り空から時折陽が差す昼下がり。



バス停まではミニ扇風機のチカラを借りて

サクサク歩き、


バスに乗るや車内は冷え冷え、

始発から10分ほど、それはいつもよく冷えてやって来る。


暑がりの私はともかく

お年寄りには骨身に堪えるだろうと心配になるほどだ。


私バスに比べて

都バスは実によく冷えていて

きっと都は冷房費を気にしなくていいくらいお金持ちなのだろう

と勘ぐったり…


少なくとも

東京の並木がどこもなかなか見事なのは

それと無関係ではないはず。









ずうっと着たかった久しぶりの着物に気分は上々。


今日の着物は撫子柄の絽。


軽くて着やすく気軽なお出かけには最適。

半衿も撫子柄を合わせて。







帯は帯屋捨松、

こちらも軽くて涼しい八寸帯。


花筏には桔梗をはじめとする夏から秋の花たち。





半衿に色を加えたので

帯周りはシンプルにまとめた。




毎夏着るお気に入りだが、


振り返ると


その日の気分で

同じ着物でも帯を替えたり

同じ帯でも違う着物(浴衣)に合わせたり



帯周りの小物も実にいろいろ。



不意の小さな旅にもこの着物と帯で。





そんなコーディネートのお遊びが好きだ。


それはまるでパズルのようで


その時の自分の気分にぴったり嵌まると

それだけで

し、あ、わ、せ !


まさしく「易き息災の祈りななり」

(簡単な延命の祈りだこと!)



小さなしあわせはいつも其処にある。




☆☆☆☆☆


「易き息災の祈りななり」

それは
『枕草子』の中のひと言。

中宮定子と清少納言の結びつきの深さが伺われ
贈り物の極意まで教えてくれる
好きなエピソードの一つ。

ある日中宮さまの御前で
「どうしようもなく気分が塞いだ時でも
美しい筵や素晴らしい紙を見ると心が晴れて
今しばらくは生きていられそうな気分になる」
という清少納言に

「ずいぶんちょっとしたことで気持ちが晴れるのね」
と中宮さまが仰り
「ほんとに簡単な延命の祈りだこと!」
と同僚たちも笑う。

この話には後日譚があって

ひどく辛いことがあって
里下がりをしたまま出仕しない清少納言に
中宮さまから見事な紙が届けられる。
「ふつうの紙だと"寿命経"も書けないだろうから」と。
"この素晴らしい紙を見て憂鬱を払い
早く宮中に戻ってね❣️"
との意図が窺われる贈り物だった。

"あの日の何気ないやりとりを
覚えていてくださったのだ"
清少納言は大いに感激するのだった。


☆☆☆☆☆

さて降り立った新宿西口は
再開発で彼方此方通行止め。

横断歩道を渡れば目の前というバス停に移るにも
いったん地下に降りてまた上らねばならない。

しかもバリアフリーではなく階段を昇降して
表示に従いあたかも迷路を行くような仕儀。

おまけに空調はあるかないか…とにかく蒸し暑い。

ついつい時間を要して
予定のバスを見送ることになり次を待つ。


もちろんバス停ではなく
背後のデパートの
クーラーの効いた一画で。

背後はサンローランのブティック。

出入りするのは何故か中国からのお客ばかり。



鏡に後ろ姿を映してみたりして






涼しくバス待ちの時を過ごした。



それにしても

不自由な新宿西口、


この半世紀以上使い慣れた場所が

まるで見知らぬ場所へと変じていて


再開発が終わるまでは

使うのは避けた方がよさそうだ。

おもいの他歩き回ることになった。





うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



京都は今日、
祇園祭りの山鉾巡行。

そんなTVニュースを見ていたら

K先輩から"四人の会"にLINEが届いた。






昨夏のアタマが朦朧とするような熱気を思い出す。


おまけ画像の京都のアオサギくんは

いかにも涼やか。






さても明日からまた猛暑の日々との予報。



救急車で運ばれないまでも

熱中症で倒れてもただでは起きないために


2ヶ月限定で熱中症保険に入ったしっかり者のけいあゆである。

PayPay利用者なら手続きに30秒もかからない。


ちなみに保険料は年齢性別関わりなく


1ヶ月220円‼️


熱中症で点滴を受けた場合などが対象となる。







仕事やスポーツで炎天下で過ごす方は検討されてはいかが?