終日雨の京都
足休めでまったりです。







記事が後先になりましたが

京都二日目、
京都の和花さん、奈良のwakoさんとご一緒に
念願の半夏生を見に両足院へ。


今が盛りの半夏生が迎えてくれました。







お庭を巡る回廊で











三人三様の夏着物です。


wakoさんは

さらりと着心地よさそうな麻着物に

琥珀織の博多帯。



和花さんは

流水にめだかが遊ぶ絽の小紋に

独鈷柄の博多帯。


おふたり共ポージングがお上手で

私も勉強が必要なようです。




昨年三人で絵付けをした扇子を手に記念撮影。



「持参して互いにご披露しましょうね」

との約束の扇子が

大切に仕舞い込み過ぎて見つからなくなり

出かける前にちょっと慌てましたが


無事ご披露の運びとなりました。


半夏生鑑賞の記念に…


美しい菓子の半夏生を購入。



ひとまわり下の寅のwakoさんは

黄色い虎のおみくじをひいて…





御夕飯の予約時間までの繋ぎのつもりで

お隣の西来院を訪ねます。






間口は小さなお寺でしたが、


入るとすぐにコーヒーのキッチンカーがあって

飲み物を手に入ると入場料が割引になる仕組み、


それぞれ冷たい飲み物を手に

足を踏み入れて


天井の二匹の龍の不意打ちを受けました。






開け放たれた開放的な空間。

縁からは見事な庭も眺め渡せます。












蘭の寺と呼ばわっている此処では

水盤にも蘭が浮かべられていました。








広く開放的な座敷には

縁に椅子や円座が置かれ

皆思い思いに

ゆっくりと時を過ごすことができます。














お席にぴったりの

外国人の親子連れもやって来ました。






小さな彼にはこのひとときの記憶は残らないでしょうが

其処には父と子の確かな時間が流れていました。


龍は天井で睨みをきかせている二匹ばかりではありません。


このお寺では古典的な画幅ばかりでなく

現代の作家たち、それも和洋中の新進作家たちの作品も積極的に取り入れているとのこと。


750年の歴史に

新しい風を吹き込む試みがなされているようです。









それにしても和花さんのポーズの決まっていること❗️


wakoさんが試してみましたが真似叶わず


私はまだ右膝を充分に曲げることができず

床に座ることができないので

真似など論外です。


三人で記念写真をお坊さまにお願いしました。






それから

錦市場の路地奥にある

隠れ家のような日本料理のお店まで三人で歩きました。



着物屋さんなどいくつか覗いて

素晴らしい着物や帯に感嘆したり

説明を受けたり…


お店の方には気の毒でしたが

私は手拭いとハンカチを買ってご機嫌です。


今回和花さんがセレクトして下さったのは斗米庵さん。

 

風情のあるエントランスが

否応なく期待を高めてくれます。














吟味された素材を工夫を凝らした味付けで

いただきます。

器も盛り付けもお味のうち。








他にも

お刺身や牛肉の小鍋やごはんや汁物など

美味なるものが続き



さて


「デザートはお腹具合次第で二品共、あるいはどちらか一方でも…」

と訊かれて


三人共即座に

「プリンも水無月もどちらもいただきます❣️」


それが大正解でした❤️


プリンも美味でしたし





少し早めでしたが

今年も水無月をいただくことができて大満足です。


お忙しい日々の中

半日をお付き合いいただいた

私とはひとまわり違う若いおふたりには

感謝ばかりです。


いただいた奈良と京都のお土産は

東京でゆっくり楽しませていただきます。

ありがとうございました。