鳥の声に目覚めて
空腹に急かれて起き出す。
そんな朝もある。

空腹は健康な証と見做すことにしている。



たっぷりのカフェ・オ・レを
萩焼の器に注ぎ
茹で卵とキウイの他に


厚切りのトーストも添えた。


これがけいあゆの小さな後悔と反省のタネ


パンは友人からのお裾分けの乃が美、

トーストして

青森の林檎バターと山形の黄金桃のジャムでいただく。





うさぎカフェのモーニングサービスはなかなかだったが、



パンに由来する炭水化物のせいか

昼をとうに過ぎてもお腹が空かなくて困った。




なにか食べたい、よりも

なにか作りたい、

そんな気分で未(ひつじ)の刻を過ぎてからキッチンへ。


やり出したら止まらない。


まずは辛子明太子を芯にした卵焼き。



サッと炙った氷見イワシの味醂干し。



ズッキーニと海苔のサラダ。

もはや我が家の定番となった簡単な一品。



そんな甘辛いろいろ取り揃えて






けいあゆうさぎ亭の昼定食、

特別なご馳走はないが

味のバランスもよく栄養面でも充実の

遅〜いランチである。





空模様は移ろいやすく

風も強く吹いていたので


不用品の整理に勤しみ

せっせとゴミ捨て場通い。

その隙間は読書で埋まった。


本に夢中だと空腹は感じない。


そもそも

朝ごはんめいたものからスタートしたせいで

なんとなく調子が狂い、

晩ごはんナシで一日の食事を終えてもいい気分である。


結局

一日量として不足かと思われるビタミンなどを補填する簡単な一皿でお腹とこころを満たした。





かつて栄養学に凝って

相当数の本を読み耽ったことがあって

それはアタマに残っている。


今でも

食べたものの栄養分析は習い性、

ただ今は

それを1日単位で総合して

偏りのない食事を心がけている。


1日の終わりの小さな後悔としては


やはり

朝ごはんは私には要らない。


運動量の少ない日は

朝は珈琲や茶菓かフルーツだけにして

1日二食で行くのがカラダの欲求に適っているようだ。




うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


そんな小さな後悔と反省に基づいて今日のけいあゆごはんは…


珈琲と焼きバナナ。



バターで焼いたバナナに

たっぷりのシナモンシュガーを振った一皿は

食物繊維と認知症予防効果や免疫力アップにも役立つという。


だからって毎朝バナナはごめん被る。



それから本の合間の三つ鍋シゴト。



まだ床の中にいる間に

こころに浮かぶままメモしたメニュー通りに


☆鶏手羽元と新ジャガの煮物

☆小松菜とベーコンの煮浸し

☆ニラのかき卵汁

☆はと麦ごはん




それらは正しくお昼の時間帯に

けいあゆうさぎ亭のランチになった。


ベーコンと小松菜の煮浸し、




鶏手羽元と新ジャガの甘辛煮。





ニラのかき卵汁もプラス。





ご飯は冷凍してあったはと麦ご飯。






嵐吹きすぎるまでの

蟄居生活には必要充分な

地味滋味ごはんである。





嵐の中で買い物もままならないかと

昨日のうちにネットスーパーに

必需品の注文も済ませてあった。


それらが届いて…

今宵イタリア食堂の暖簾もあげられる。


朝のうちにこころに浮かんだメニュー


☆サーモンとアスパラガスと不知火のレモンサラダ

☆ニョッキのゴルゴンゾーラソース


どうやら実現できそうだ。