奈良からお越しの
wakoさんをお迎えします。

東京駅丸ノ内南口、




新幹線も定刻通り着いて
約束の時間に落ち合うことができました。

早速タクシーで予約の店へ。

タクシー運転手さんがメーターを倒すのを忘れるというアクシデント?もあり
「着物姿につい見惚れて…」
との言葉に
「千円でお釣りは要らない」
と気分のイイスタートになりました。

(たぶん800円くらいの距離だと思います。)



銀座6丁目にあるパリのカフェ、オーバカナルで
軽いランチをいただきます。
 


お久しぶり❣️のご挨拶もそこそこに 
ランチのメニュー選定。



彼女は田舎風テリーヌ、私はキノコのスープ、

メインは二人ともお魚。

お酒は控えます。



メバルのポワレ ブルーチーズソース。

温野菜がたっぷりでボリュームがあります。



いただきながらもお喋りは弾みますが


かなり遠い席の若い女性たちの声がけたたましくて

wakoさんの声が聞き取れないくらい。


幸い雨は上がりましたが

テラス席には相応しくない暗い空で

煩い女性たちから逃れようもなく


そそくさとデザートと珈琲をいただいて

次なる目的地へと歩き出します。



テラス席で記念撮影。


コンセプトは着物でパリ❤️




実は

着物でパリは長年の憧れ、


母の介護、コロナ禍などで

パスポートが切れて久しく


骨折まで加わって

憧れは遠くなりつつあります。


昨年着物仲間の京都の和花さんが

娘さんのいらっしゃるパリに行かれて

それはそれはステキな着物姿を

披露されました。

(彼女のブログはアメンバー限定なので

此処でご紹介できず残念)


滅多に人を羨むことのないけいあゆですが

いいなあ…とため息でした。


…というわけで

銀座で気分だけのパリです。




お向かいはあの中央区立泰明小学校。


公立ですが

アルマーニの制服一式九万円と話題になった

銀座に住む子供たちの学校です。







さて、

ランチを軽〜いものにしたのは


wakoさんから

リクエストをいただいていたからです。




このブログ記事に登場する

「東京會舘でマロンシャンテリーを食べてみたい」と。



銀座から日比谷の帝国ホテルまでそぞろ歩いて

タクシーで東京會舘へ向かいました。





東京會舘ロッシーニに

マロンシャンテリーとお茶のセットを

予約してあります。





まずは

紅茶で落ち着いてお喋り、

徐にマロンシャンテリーをお願いします。







現在では2種のそれが提供されているとのこと、

それぞれをシェアして味わうことにしました。





和栗バージョン。



コチラは

従来提供されてきた

洋栗のバージョンです。



どちらも美味ですが

ふたりの好みは和栗の奥深さで一致。


友だちと食の好みが合うのは

やはり嬉しいものですね。



好み、と言えば


そもそもは

着物好き❤️ということでブログで繋がり

京都、奈良、東京で

幾度もお会するうちに

今は大切な友人になったwakoさん、


今日の装いは訪問着に袋帯で


申し合わせたわけでもないのに

けいあゆ自身の装いと同じで


いっそう嬉しいことでした。



先年ショートにされて

それがよくお似合いで

とてもチャーミングなwakoさん


ご紹介したいのですが

顔出しNGで

とてもとても残念です。






wakoさんの今回のお江戸入りは

歌舞伎見物が主目的。


お好きな役者さんに因んで帯留は銀杏。

こんなところにも凝るのが

着物好きの楽しみなのです。


わかる相手だとそれはいっそうですね。




私の訪問着は尾峨嵯の総刺繍、


姪の結婚式の機会に仕立てたもので

それが初夏だったので単衣仕立てです。


今回は着物と同じく刺繍の帯を合わせました。

別の機会に購入したものですが

色合いやテイストは合うと思います。








静かで広々としたロッシーニで

ゆっくりお喋りを楽しみ


お約束の時間に間に合うように

タクシーで歌舞伎座に送り出しました。


名残惜しいのですが

次はそう遠くないうちに京都、いや奈良…


そんな言葉を交わして。




雨もすっかり上がって

少しひんやりする日比谷〜有楽町をそぞろ歩き












ラッシュの始まったJRで帰路に就きました。


ずうっと邪魔だった杖が

其処では"魔法の杖"になって

席を得て楽チンでした。