どうしてその名がついたのか、
薄花桜色…


その名前から連想したのはごく淡いピンク。

かつて

遅い春がやってきたばかりの新潟魚沼を

訪ねた折に着た着物のいろ。

ちなみに

このムガシルクの着物に合わせた帯は

黒の塩瀬に藤が描かれた一本。





"薄花桜色"は
そんなイメージを気持ちよく裏切ってくれた。



それはこんな鈍い青紫系の色。




そんな薄花桜色の着物がやって来た。


ユーズドだけれど身に合う色無地。

名はわからないが三越仕立てのいい紬だ。




縁あって手元に来た一枚、

愛しんで存分に楽しみたいと思う。



画像は京都丸山公園の枝垂れ桜、


昨年京都の先輩から送られて来たものだが

青空と桜が引き立てあって

美しい。



これに倣って

薄花桜色の着物に

枝垂れ桜の帯を合わせてみたい。



着物コーディネートは自然に学ぶと上手くいく。


茶の万筋の着物に桜の花の丸の帯はテッパン。


それを薄花桜の紬に合わせるのも

面白いかもしれない。

もちろん小物の取り合わせは変えて。


けいあゆの色遊びはまだまだ続く。




うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



寒さが戻ったせいではなかろうが、


昨日のくしゃみは治ったものの

なんとなく風邪の引き始め…という気がして


用心のため

たっぷりのビタミンCと入眠剤を飲んで

午後10時前に寝んだ。



朝までゆっくり休むつもりが

目覚めたのはなんと午前2時半❣️


寝足りた気分で床にじっとしていられず


起き出して本を読んだり

録画のドラマを観たり…

 


『光る君へ』は

兼家、道兼、の陰謀や

鳥辺野の鴉まで登場して

どんどんダークなサスペンス風になって行くし、


『アストリッドとラファエル』は

アストリッドがテツオとの関係を一歩進める気持ちになった折しも

テツオのパリ留学打ち切りという事態が勃発❗️

アストリッドはまだそれを知らないし、

ラファエルは永年の相棒ニコラとの関係が深まったものの妊娠が発覚❗️


そこで第四シリーズは終了

ということになった。



なんでも『アストリッド…』の第五シリーズは

今撮影中らしいから

それを日本で見られるのはまだだいぶ先になるだろう。

楽しみに待つしかなさそうだ。



それで

引きかけた風邪は…といえば

まだ用心して薬は飲んでいるが、


何より食欲があるので

きっと大丈夫。



早起きしたので

お腹が空いて午前7時には朝ごはん。


たっぷりのサラダは

レタスいろいろ、紫玉ねぎ、葡萄、ゆで卵、焼いたベーコン、そしてオリーブとオニオンドレッシング。



コーンスープとパンに金柑ジャム、

そして目覚まし珈琲で

アタマもスッキリ❣️






お昼にはちゃんとお腹が空いて

まいせんの角煮肉まんを蒸して




もう一段の蒸篭ではザク切りのキャベツも蒸した。





辛子と酢醤油で食べるのは九州風?

華丸さんも同じくで

マイ酢醤油を持ち歩くと聞いた。



久しぶりで

美味しい肉まんだった。

もう一個食べたいところを止めるのが

オトナの良識…


今太るのは

脚のためにも禁物である。



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



さて色のなまえといえば


以前オークションで手に入れた着物も

蘇芳という名ばかり知る色の訪問着だった。





それを纏って盛りの梅と記念撮影した。



以来しまいっぱなしの着物だ。





散る桜の意匠だから

桜咲く頃もう一度着てみたいと思う。






吉岡先生の『日本の色辞典』

紐解きながら過ごす穏やかな午後だ。



蘇芳の襲(かさね)