友人から鰻のお裾分け、
折しも立春前の土用である。

早速鰻重にしていただく。



鹿児島産のふっくらと身の厚い鰻で

絡んだタレの味も甘辛くてなんとも美味。


山椒をたっぷり振っていただくのが好み。




…そういえば

入院中食べたいと思ったものの一つが鰻だった。


退院後そんな食いしん坊の夢

一つ、また一つと叶って

実にしあわせなことだ。



前回簡単美味だったので

agewisdomさん式の角煮大根も作った。

もちろん味玉も欠かさない。




カニカマ入りの叩き胡瓜も添えて




パワーアップ必至

リハビリ頑張らなくちゃ、ね。



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


さて今日は

入院前に予約して楽しみにしていた舞台を観に行く。





そもそもは友人から誘われ予約したものだが、

ホームページを見ているうちに

さらにワクワクが止まらなくなった。









せっかくの機会だから

ちょっと贅沢にいいお席で。


さてドレスコードは?


折しも椿咲き出す頃、

訪問着の椿に帯の椿を重ねて

椿尽くしといこう。


しつけ付きで譲り受け未だ袖を通していない訪問着は二代目清次郎の手描き友禅。








合わせる帯は

オークションで手に入れた一本、

江戸期の画家酒井抱一の椿を写し織り出したもの。




着物の地色に合わせた帯揚げ、

白銀の三分紐に梅の帯留を合わせた。








この帯をオークションで手に入れた折のこともブログに残っている。
中古は断固拒否という方もあるだろうが
私は気に入ったものなら
それがユーズドでも構わない方だ。
気になるならクリーニングすれば問題ない。
手元にやって来たモノとの縁を大切に、
大いに愛しんで使ってやりたい。




この記事の私は

7センチヒールのブーツで

孫と100メートルを全力疾走したりしている。


今はそれは叶わないが、

やがてそんな自分を取り戻すつもりだ。


訪問着の装いに持つのは

観劇中も邪魔にならない小型のバッグ。



これもまた梅に牡丹の帯のリメイク。



とことん花尽くしの装いで

今日を愉しむつもりだ。