能登半島の地震を受けて
文科省は大学入学共通テストについての特別措置を発表した。


 



お役所仕事にしては迅速な対応で、

それはとてもいい。



これまでいろいろと名や体を変えたが

大学入学共通テストの直前の今は受験生にとっては

正念場である。



それに関わっていた頃は

とにかく休む間も無い忙しさだったが


仕事を離れてからはそれを忘れて過ごし

TVのニュースなどでそれを知ることもあるほどだ。


冬の最中の試練の場で

ひとりひとりがそのチカラを存分に発揮して

悔いのない受験をと願うのみ。







正念場という言葉には

母の声が纏わる。



思えばそれは彼女の常套句、

夏休みも、秋も、年末も年始も

時には春の新学期さえも…

彼女に言わせれば"正念場".


要は"いつも気を抜かず勉強せよ"

ということで、

その指導に当たる身とて同様だ

といかにも教育ママらしい一言だった。


一人暮らしの母を訪ねようと連絡すると


「今は受験生の正念場、

忙しいのにわざわざ来なくてもいいわよ」


と軽い拒絶が返ってくる事もあって


私の訪問は迷惑?

生活リズムを損なわれるのがイヤなのだろう

と思うことも多かった。


もっとも、

敢えて訪ねると

好物を用意してお喋りも弾む

という調子だったから


母は本当に

私以上に正念場❗️を意識していたのかもしれない。


実際それは

彼女が認知症を患ってからも

孫(彼女にはひ孫)の成長の折節に

「(孫には)今が正念場…」

と繰り返されたのだった。



さて久しく忘れていた

その言葉を思い出したのは

共通テスト絡みというより

昨日今日の自分に関してである。


張り切って歩き過ぎたか、

はたまた歩き方に問題があったか、


昨日は

室内でも難儀するほど

歩くのが苦痛で

所用あって近くのコンビニまで出かけるのに

健常な頃の三、四倍の時間がかかり

自分でも苛立って歩を早めようとすると

ふくらはぎに痛みが走ったり

膝のチカラがふっと抜ける気がして歩くのが不安になるという具合。



そんな自分とどう付き合っていくか…


オトナしくカラダを休めるのがいいのか

それとも

原因はおそらく筋力不足からだろうから

多少痛くても筋肉トレをすべきか


そんな迷いの中にいて


それでもキッチンに立つのには

違和感はなく


食いしん坊ぶりは健在で

ちゃんとごはんなど作って食べている。


昨日の起き抜けのフルーツ。



似ているがお味は全く違う個性の

スゥイートスプリングと紅まどんな。

私は前者が好み。




そして

ブランチはオーソドックスに。

KINOKUNIYAのマフィンに 

スクランブルエッグやブロッコリー、ベーコンなどを添えて

スープはコーンクリーム。





マフィンととろとろのスクランブルエッグは

好相性。

ささやかだが充分なしあわせ。




間食には

チーズやナッツ、牛乳も積極的に摂って

栄養は不足なし、


あとは今後の作戦を練り

実践あるのみ❣️


どうやらやっぱり正念場らしい(笑)


そんなことを思いながら

ふとソファに横になるとたちまち


天井のシャンデリアが

まるで回転木馬のようにぐるぐる回り

そればかりか辺りが私を中心に

回っているのが見えた。


それはちょっと面白い見もので


しばらく続いて

あとは遊園地のティーカップから降りてすぐのような感じが残り


医師の先輩に尋ねると


吐き気嘔吐、頭痛を伴わない、

耳の聞こえに問題がない、

などの点から

特に対応の必要な病気ではなさそうだ。


そういえば以前はよく 

空を見上げたり、高いガラス窓を拭いたりすると

グラグラと大きな眩暈がして蹲ったりしたものだ。


久しく忘れていたが

眩暈は長年のトモダチだった。


ただ脚が不如意な今、

歩いている最中に眩暈は困る。

今は眩暈に蹲る、

その姿勢が取れない。

リハビリの先生が

膝の可動域を拡げるのに熱心なのも

そんな日常動作が難なくできるようにするため。



そんなことを思って横になっていたら

娘からのLINE、


サンローランのリップ、

いただきものがどうにも似合わないので

もし使うなら…と言う。




早速バーチャルで試してみて


いつもの自分のメイクとは違うが

イエローベースの私には使えそうなので

送ってもらうことにした。



そういえば

あちこちの化粧品メーカーから

春の新色のお知らせが届いている。




もうすぐ春、

おしゃれさんにも正念場?


こんなリップで春を楽しみたいものだ。