強風の予報だったので
今日はアタマからつま先まで
寒くなんてないさ♪の装いで。
東京の冬空のようなブルーのコートは
若いブランドの品。
昨年娘がセールでピンクを買って
私にはブルーが似合いそうとススメてくれたもの。
バランス的にはヒールのあるブーツだろうが、
杖を手にしたリハビリ中の身とあっては
泣く泣くフラットシューズに甘んじる。
リハビリの先生には
５０００歩以上のリハビリウォークも
「患部(膝上)が長く痛まなければ問題ない」
と言われている。
実際、後で痛むのは
決まって両方の足首の前面、
そして時々ふくらはぎ。
それは
履き慣れないフラットな靴との相性のワルサが原因では？
と私は憶測していて
履き慣れた低めの５センチヒールを履いてみる許可をもらった。
もちろん患部が痛むようならすぐにも中止。
履き替え用のフラットシューズは常に携帯する。
明日からはローヒール解禁だ❣️
リハビリウェアは
ラクなUNIQLOのニットワンピース。
黒と白のオトナ買いした一枚だ。
イッセイ・ミヤケのベルベットスパッツをあわせて。
骨折を機にスマホポーチを使い始めた。
ひとりの室内でも
例えばゴミ捨て場への往復でも
倒れて動けないこともあり得る。
実際、母が室内で大腿骨骨折をした際も
床から立ち上がることも出来ないまま
発見救出まで一昼夜かかった。
脱水で心臓が弱り
もう少し時間がかかれば危なかった。
そう思うと
スマホは出来るだけ身につけていたい。
これから週に一度ペースで
リハビリに通う。
なんだかその往復だけでも
充分なリハビリウォークになりそう。
じゃがバターには辛子明太子とチーズをたっぷり。
フツーのけいあゆごはんだが、
病院のごはんに近い予算で
もこのくらいの用意はできる。
入院生活はずいぶん遠いことのようだが
改めて水道代だのガス代だのの使用量を見ると
自分の長い不在が実感される。
退院時、明細にあった額は
手術、入院、食事など全てを含めて
二百万ほどの金額だったが、
実際に会計に納入したのは
事前申請した高額療養費限度額申請で
その十分の一ほどの額。
通販での買い物も途中で断念せざるを得ず
もちろん留守宅の水道光熱費も基本料金程度。
となれば、
七週間に亘り
ずいぶん質素な暮らしをしてきたことになる。
そう思って改めて勘定してみると
買いおいた食材など入院中に期限切れで
帰るやその始末から…
ということで
大いなる無駄もあった。
それに何より
残りの人生の貴重なごはんを
４８日分も無駄にしてしまった。
折れた脚を取り戻すためには
致し方ない我慢だったが
これからは脚もごはんも
二つながら取り戻す。
今が旬の蕪の煮物は
鶏もも肉と取り合わせて
昆布出しに味醂、白醤油で炊いた。
地味だがしみじみいいお味。
肉団子は玉ねぎ、椎茸、ブロッコリーと合わせてレモン甘酢を絡めて。
フツーのごはんが嬉しいけいあゆである。