48日の入院生活を経て
無事帰宅しました。


入院中想像していた帰宅後の生活とはまるで違う二日間…

よい意味で予想は大きく裏切られて…

こんな階段も難なく上れる自分に驚いています。



マンションは坂道に建っていて

正面玄関はフラット、裏の入り口はこの通り。


出入りは正面玄関でも


この階段下にゴミ捨て場があって

普段でもかなり運動になる作業、


しばらくは友人などのヘルプが必要だろう

と思っていました。



退院して

スーツケース大小2個と

サブバッグなどの大荷物を

自宅に置くと


10分ほど歩いて

孫と三人で街のお寿司屋さんへ。


お昼はUberのお世話になるつもりだったのを


「そんなことをしていては引きこもりがちになってしまう、

天気もいい昼間なのだから歩いてみましょう」


という娘のスパルタ的示唆に

スポ根母けいあゆも応えて

スローペースながら往復歩きました。





帰宅一食目は久々のお寿司に。

三人で4人前は流石に食べきれず

残りは持ち帰ることに。


当面は自分が歩くので精一杯、

荷物は持てないだろう


そう思っていたのですが、

バッグと寿司の折詰と途中で買ったフランスパンとを抱えても歩けてしまいました。


スパルタといっても

娘や孫が道路の凸凹や小さな段差、車や自転車に気遣ってくれたおかげで

安心して歩けたのですけれどね。


というわけで

行きはフラットな正面玄関から出て

坂道を下り

帰りは裏の階段を上る

という挑戦も果たせたのでした。


部屋の片付けもしたいところですが

とりあえず身の回りだけまあるく掃除して

紅茶など飲みながら娘とお喋り。


LINEでは聞けない彼女の仕事の話などもできて

有意義な時間でした。


孫は寝不足らしくその間ひと眠り、

起きるやアルバイトに出かけて行きました。



頼んであったoisixも届いたので

娘に夕食でも…というところ


実は彼女には友人との会食、

それも彼女の誕生日祝いという予定があって

出かけて行きました。


ひとりになって、さて


弟嫁から届いた艶やかな花をテーブルに据えて





大好きなサラダケールと

ストラッチャテッラの一皿、


白ワインによく合うはずですが

今は飲むより食べたいけいあゆです。



持ち帰ったお寿司は

鮨飯を除いて魚だけ食べました。


それで充分な晩ごはんです。






退院早々活動的な一日で

夜には脚が痛みましたが

それは両足のふくらはぎ。


外歩きの3000歩は

病院内の5000歩とは違い

アップダウンがあって

いわゆる筋肉痛のようで

朝にはスッキリしていたので

ご安心ください。



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



帰宅後二日目、


入院生活の慣いで

10時前に眠くなり途中3時に覚醒、

それから少し眠って5時にきっちり目覚めました。


病院では

その時間ベッドにいても

看護師さんや看護助手さん、

そして医師の回診や朝食など


なんだか忙しいのですが

我が家では

"ねばならない"のない朝です。



気ままな朝の

早めのブランチには

念願の卵をたっぷり。


オリーブオイルで炒めたほうれん草に

落とした二つの卵、

クリスマスリースに見立てて飾った粒胡椒と

いいお塩でいただきます。



スープは大きくてみずみずしい蕪をたっぷり入れた野菜スープ、

蕪とキャベツと人参をバターで炒めて

コンソメ顆粒で味付けしただけ。



シンプル調理なのに

野菜たちや卵本来のお味で

大満足なブランチです。


ブランチのお盆を運ぶのも

全く問題なくできて一安心。


それにしても病院食って

どうしてあんなに不味そうに

本当に不味く作れるのか

不思議。





さて

あれこれ荷物の届く午前中を過ごして

真昼のシャワータイム、

お風呂も沸かしてみたのですが

まだ入る勇気が出ません。


次の機会に挑戦します。



今年の娘と私への

クリスマスプレゼントは

コスメデコルテのコフレ。


とうに用意していたのに使うのは初めて。





コフレにあったコスメデコルテの下地は優秀です。

ファンデーションは使い慣れたサンローランですが肌に艶が加わった気がします。


リップとグロスとマスカラは

エスティローダーです。




久しぶりにフルメイクのけいあゆ、


娘に画像を送ったら

「シルバーヘアもいいんじゃない?」

という反応で、


彼女の通う原宿の美容室は

シルバーヘアをそれはそれはステキにカッコよく仕上げてくれるそうですが、


それはまだ

もう少し先のお楽しみにしたいと思っています。



今日のところは

頭の雪はベレー帽に隠して



新高円寺まで出かけます。

そうそう、
顕著な入院ダイエットは叶いませんでしたが
ほんの少しの変化が指に…

きつくて外していたリングがジャストサイズに。

コレはまだ二十代の終わり
子育てと研究と仕事にフルだった時代から
半世紀近く私を励まし続けてくれた
ヴァンクリフ&アペルのリングです。



そのメレダイヤのミステリーセッティングが秀逸で

赤ちゃんの肌を傷つけることもなく

はめていることを忘れるような御守りリングでした。



三年ぶりに

手に還ってきてくれて

これこそまさに

"怪我の功名"ですね。



母の介護を始めてからは

自分を鼓舞するためにジェルネイルを常としてきました。


この時期ならばクリスマス仕様。



コロナ以来、ジェルネイルもご無沙汰で

ちょっと寂しい手元ですが、


実はこの入院で

すぐにもマニキュアを落とす必要があって

あージェルネイルでなくてよかった〜

と思ったことでした。

それはプロの手を借りねば落とせませんものね。


退院後のけいあゆを心配して電話をくれた親友Y、

「買い物に行った」

と言うと

すぐにいつものけいあゆの大荷物を思い浮かべて

大いに案じてくれたのですが、


今日出かけたのは

新高円寺のクイーンズ伊勢丹

そこなら

買ったものを即日届けてくれるサービスがあるからです。


スマホとバスのフリーパスだけを

ショルダーに入れて

空のエコバッグを持って

杖をついて

バスで往復しました。


行きはフルフラットバス、

帰りは段差が大きくて降りるのが

ちょっと難儀でしたが、

杖のおかげか

後ろから急かされることもなかったので

クリアできました。


此処で慌てるとアブナイのです。



3時間後には

お正月まで困らないだけの

食料品、15,000円分が届いて



午前中届いたお肉で

今夜はすき焼き。



そしてデザートは

親友Mからのチョコレート。







美しい英字で

私のoverdoingを案じるメッセージが

添えられていました。


流石に親友たちは

けいあゆの性向をよくご存知、


彼女たちの心配を念頭に

無理なく楽しく過ごします。


気まま勝手なけいあゆが

90%くらい還ってきました。