猛暑の京都❣️



午前10時から12時過ぎまで
祇園祭のハイライト
山鉾巡行を見物しました。




それはそれは暑い真昼でしたが
東京はさらに暑いとなれば
我慢もできます。



それに覚悟の備えあり❣️

遮光帽子、サングラス、ネッククーラー

もちろんハンディ扇風機と冷えたドリンクも持参で




熱って赤い顔ですが

心もカラダも炎暑に負けてはいません。

☆ウシロのオジサンは無関係です。



初めての祇園祭山鉾巡行、

人混みにも負けずにしっかり見物しました。

案内役は

京都暮らしで初めての夏を迎えたK先輩です。



場所は京都市役所前、

河原町御池の交差点です。

ここで山鉾は直角に大きく曲がります。

幾度か回転してみせたりの見どころの多い場所です。


"辻まわし"というそうです。





大小さまざまな鉾が、

それぞれの鳴り物と掛け声と共に登場します。

その順番は

先頭の長刀鉾(ナギナタホコ)以外は

クジで決められるとのこと。


•2023年の順番・・・1長刀鉾、2山伏山、3白

楽天山、4芦刈山、5函谷鉾、6郭巨山、7四条

傘鉾、8木賊山、9鷄鉾、10油天神山11孟宗

山、12霰天神山、13菊水鉾、14保昌山、15綾

傘鉾、16太子山、17月鉾、18伯牙山、19蟷螂

山、20占出山、21放下鉾、22岩戸山、23舟鉾








かなり小体な芦刈山がやって来ました。


『大和物語』の「芦刈」の話を思い出し

男女の行き違いと悲しい再会のドラマを思って

切なくなりました。

能の『芦刈』も、谷崎潤一郎の『蘆刈』も

この説話に因んでいます。


ただ能のそれは

他と異なりハッピーエンド。

どうやら芦刈山はそれを典拠としているようです。

つまり夫婦和合の山鉾というわけですね。
















掛け声と共に

山鉾が回ると

観客から「おーー」と歓声が上がります。


☆動画のラストシーンがちょっと面白いですよ。

















子どもたちも猛暑に負けず頑張っています。


見物の特等席、桟敷席は大半を旅行社が斡旋しているとか。

外国人の観光客も目立ちました。



巡行半ばで河原町通を渡り

ホテルオークラの側に移ります。


そこにはほどのいい日陰もあって

防暑グッズは要りません。



涼みながら遠目に見物。







オークラさんの日陰のおかげで

火照りもすっかりおさまりました。



そのオークラさんのカフェで

ランチをいただきます。






ただし十五組待ち、

待ち時間は50分とのこと。


それでもロビーに腰を下ろして

諸々のお喋りをしていたら

あっという間…でした。


京都の美味しいハナシはまた後日まとめて…。