私にも似合うピンクがあります。
生来の小麦肌です。
ブログを見て"色白"と言ってくださる方がありますが
私の意識では断じてそうではありません。
しかも性格由来か愛らしさにも欠けるので
ピンクは似合わない色の筆頭です。
高校あたりまでは
陽に当たるとすぐに黒くなる肌がイヤでした。
当時は日焼け止めなんて一般的ではありませんでしたし。
制服の紺色は
傍らの色白美少女をより美しく見せ
色黒の私はその逆でいつもウンザリでした。
それでも彼女といつもいたのは
ハナシも弾んで愉快なことも多かったからです。
彼女とは親友ですが
紺色は今でも苦手です。
☆2019.11 横浜女子会でのふたり。
大学以降は
そんな肌を引き立てるイエロー系
そして黒を中心に
自分らしいおしゃれを愉しんできました。
特に"美白"はしません。
"おしゃれはセンス次第"
そう思ってアレコレ愉しんでいるうちに
いつしかコンプレックスは消えていました。
自分は自分ですもの
ありのままを愛してあげなくちゃ。
居直ってはや半世紀です。
仕事を離れてからは外歩きの機会も減り
コロナ禍で引きこもりがちの昨今は
生涯で一番色白に。
ファンデーションの色はほぼ標準色になりました。
ようやく人並みです。
今でも似合うと確信の持てる色は
イエロー系ですが
立春の陽気に誘われて
似合うピンクで装ってみました。
まつ毛はマスカラのみ。
必要を感じないので
まつ毛エクステの経験はありません。
最近は目元がぼんやりしないよう
筆でラインをスッと入れています。
若い頃は腫れぼったかった奥二重の目は
今は瞼が痩せて
ちょうどいい加減になってきた気がします。
洗顔から化粧までにかける時間は15分ぐらい。
忙しい時代は
左右に筆を持って両手で一気に、
なんて荒ワザも使っていました。
左利きを矯正したので
今は箸と筆記具以外は両手OKです。
気分はピンク❤️ということで
母の帯を締めました。
帯揚げは帯と同系色にして
椿の帯留を重ねて。
半衿は
染めの北川のごく淡いグレーのちりめんです。
白より柔らかく肌に馴染んで
春らしい気がします。
吹雪だのホワイトアウトだのの言葉が聞かれました。
立春とは名ばかり、
彼の地では雪との闘いはまだまだ続きそう。
東京は今日も穏やかに晴れて
そんな予報ですが
冬と春が錯綜しながらやがて花たちの季節へ。
どうやらベランダが気に入ってくれたようです。
春には元気に咲こうね❣️