旗がバタバタはためく音が
大きな鳥の羽ばたきのよう
TOKYO2020の文字が空しく…
何もかもが想定外、予定外だった春が過ぎて
ようやく保育園にも子どもたちが帰ってきました。
妙法寺のご門前の広場で元気に遊んで
先生の「消毒しましょ」の声かけで
一斉に集まって手の消毒、帰り支度です。
三密は避け難く
先生方も気遣いが大変。
彼らに
このままコロナとは無縁に
楽しい時間が過ぎるといいですね。
今日も東京は真夏日
おまけに湿った強い風で
快適とは言えない散策でしたが
ちょっと遠くの好きなお寺まで足を伸ばして
愉しんできました。
石榴の花も咲いています。
この花が「紅一点」の由来ですね。
ひとときマスクなしでの散策です。
広大な墓地の大小さまざまな墓石の間を行くと
いろんなおウチのドラマが見えてきそう。
大学の寮の裏手にあった雑司ヶ谷墓地を
夏目漱石や泉鏡花、小泉八雲そして成瀬仁蔵の墓を訪ねて歩いたことを思い出しました。
参らなかったけれど東條英機の墓所もありましたね。
今日の散策路だけでも大小六寺。
その頃また訪ねたいお寺です。
そして帰り道は
いつもの妙法寺を通って。
先日よりいっそう濃く
蒸し暑さも忘れるひととき。
杉村春子さんら友人たちが献じたという有吉佐和子さんの碑。
誰にも出会うことはありませんでした。
本日の散策約6000歩
"8分"は何かの間違いですね。
午後五時、
寺内と門前とで声を掛け合い
鐘の音と共に妙法寺閉門です。