美しい練り切りで
春の朝を始めました。


鶴屋吉信の "雛の袖"という名の菓子。

美しく優しい色に染め上げられた求肥を
ふた色重ねて漉餡を包んであります。

名付けの妙も共々味わいたいものですね。


もちろん仏壇にも…


こちらは"桃李"…

「桃李もの謂はされども
下自ずから蹊(こみち)を成す」

「桃や李(すもも)は何も言わないが,美しい花に人が集まり,下には自然に道ができる。徳のある者は弁舌を用いなくても,その徳を慕って人は自然と集まる」

そんな漢詩から取った名を冠した大学が
我が国のリーダーの母校ですが
どうやらその建学の理念とは程遠いお人柄も頻繁に露呈していますね。


せっかくの美しい菓子を前に
無粋なことを浮かべるのはやめにして…

ブロ友さんの茶会の記事で目にして以来
いただきたかった和菓子を
堪能することに致しましょう。

仏壇のお下がりももちろん責任持って…


こんな風に始める朝は
きっといい一日になりますね。

(中略)
せっせと分別ゴミ捨てをし
キッチンを磨き上げ
読みかけの本に没頭して

さて お昼です。

野菜たっぷりの湯豆腐と見せかけて…


実は少量ですが
ひとり豚しゃぶです。
お味の決め手になるのでここはケチらず
越後もち豚を使います。
ISETANで極薄にスライスをお願いしました。


はい、もちろん大満足です。

おやおや
幹事役の仲間から
早くも十月のイベントの案内メールが来ました。
☆目黒の庭園散策のち会食☆

すぐさま呼応して
仲間たちのメールが行き交います。

私も後で返信を…と思っていながら
つい忘れてしまいました。
明日ね。

イベントと言えば
新型コロナウィルスのせいで
さまざまなイベントが中止の憂き目に
あっていますね。

今年の桜はまたひときわ早そうで
東京や福岡では3月半ばには開花とか。

それまでに終息していなけれは
賑やかなお花見イベントも
屈託なく楽しめないかもしれません。

この場合のシュウソクは
当然ですが"終息"です。
"収束"はいわばデクレッセント、
「収束に向かう…」では
まだまだ安心はできませんものね。

さて
5時を過ぎたところで
晩ごはんの下ごしらえ。

といっても
お米をとぎ、
かぼちゃを煮付け、
鶏ささみに下味をつけ、
南蛮酢を調合するだけですが。

(中略)
はい、晩ごはんできました。


前回思いつきで作った
ささみの南蛮風が
なかなか美味だったので
リピートしました。

たっぷりの野菜と共に。


タルタルソースはマヨネーズにジャバラ果汁とオリゴ糖と刻み玉ねぎを加えた
なんちゃってタルタル…です。

今日もまた 
食いしん坊にとっては
一食も損うことなく
いい一日になりました。

あとは
ブロ友さんからいただいた
ザクロの香りのお塩を入れたお風呂で
ゆっくり本など読んで…






(中略)

無為徒食を自嘲しつつ
寝みます。