けいあゆ愛用の着物に
母の帯で。

暖かな今日は コートを脱いで羽織姿だ。

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母がこの帯を締めた姿は記憶にない。
こんなコーデでいかが?

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羽織は 花の丸の飛び刺繍の小紋着尺で
仕立てた。

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羽裏がちょっと自慢だ。
持ち腐れのエルメスのスカーフを使っている。
仕立て屋さんが かなり悩んで
いくつものアイディアを検討した結果だ。

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贅沢を禁じられた江戸時代の町人たち
こぞって羽裏に凝ったという
これぞ "裏まさり"である。
そういう美意識
結構好きなパターンかもしれない。

昨日の記事にも挙げたように
地味な江戸小紋に 華やかな柄の襦袢
というのも "裏まさり"のひとつだろう。

海の風に備え 持参の襟巻をオン。

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さても明日は 雨か雪。
お出かけには辛い荒れた日になりそうだ。

*裏まさり(裏勝り)

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画像はサイトから。

見えないところにお金をかける究極の粋な男着物。
表は地味な紬で 羽裏でハッとさせる趣向。
でも実際には…自己満足。