CLANNAD-クラナド- 第22話(最終話)を見て
●CLANNAD-クラナド- 第22話(最終話)「影二つ」
OPで疾走している汐&木陰の少女&風子&タイトルバックの光の玉についてスルーは無しですよ、石原監督!!!次回の放送後に“速報”流れなかったら・・・。
これでもか!これでもか!というくらいに渚を追い詰める展開は見ているこっちも辛かったっす。ローテンションな渚はアホ毛まで元気が無いような・・・。まるで別人のような姿を見せられると、いつもなら笑って見れる春原の頭の弱さアピールも威力薄だったし、みんなのエールが逆に渚の痛々しさを際立たせていた印象。まさか両親の夢を自分のせいで諦めさせたという事実を目の当たりにした直後だとは夢にも思わないだろうし、仕方ない。終いには気を紛らわそうと入った喫茶店資料室で、秋生の若かりし頃の夢を全力で追いかける姿を映したビデオを見てしまい止めの一撃まで受け、本当に“最悪のタイミング”のオンパレード。自分のことを笑顔と本当のやさしさで救ってくれた渚に対して自分は何もしてやれないのか?朋也の葛藤を無視するかのように創立者祭の舞台は本番へと進み開演すると、案の定渚は演技が出来ずに号泣してしまい、やむを得ず演劇の強制終了か・・・という、ここぞというグッドタイミングで始まった秋生&早苗&朋也のアツい想いを聞き、渚は立ち直り見事に演じきり、渚に託された“夢”が叶えられた。CLANNAD=家族愛というテーマが22話通して最も具現化されたシーンだったと思う。個人的には、ここよりも部室でのプロポーズ率99%な告白シーンにグッときた。待たせすぎだよ朋也くん!2クールという時間の制約上、渚の演劇終了⇒交際スタートで大円団という終わり方はキレイではあるんだけど、終わってみると若干あっさりな最終回だったかなと。幻想世界も消化不良だし、なによりこの後が!!!愛の巣が!!!朋也の親父が!!!という思いは否めない。卒業のとこなんかは今の季節にピッタリだと思う。でも、これアフターかあ、というむずがゆい想いは何処にぶつければいいんだろうか。
光の玉に関して言えば、最終話開始時は6個⇒終了時には7個になったのではないかと(美佐枝がネコと文化祭を楽しむ姿が見えたのでもしかしたら+1で計8個?)。仮に次回が芽衣の光の玉回収だとすると、数字の上では「After Story」に突入する8個という条件は満たす訳だから、もしかしてもしかすると?(ここでは原作での必須対象キャラ無視)
次回予告のテンションの高さに笑ったぞ。芽衣ちゃん再びで、春原のターンが目に浮かぶけど、他のキャラも出番が有りそうだし、予想の斜め上を行く脚本が用意されているのか?個人的にアニメ化を熱望している草野球編は噂のDVD収録エピソードで実現とか?是非、京都アニメーションクオリティーで拝みたい!