CLANNAD-クラナド- 第20話を見て
●CLANNAD-クラナド- 第20話「秘められた世界」
朋也の性格を掌握し、悪口を言われ落ち込むふりをするという演者っぷりは主演女優賞級でしたよ渚さん!
今回明らかになった渚の過去。秋生が渚の記憶にあるお話しについて、あそこまで頑なにシャットアウトさせようとしていたのは、両親が渚にしてしまった過ちに対して、渚自身が自分に非があるという負い目を感じてもらいたくないから。つまり、思い出してもらいたくないということ。誰もが不思議に思う渚復活の訳は、幻想世界と密接にリンクしているから多くは語られていないけど、語られた時に果たしてどれだけの人が「なるほどお!」と納得できるのか気になるところ。ただ、言ってくれるであろう秋生のCLANNAD屈指の名セリフには誰もが鳥肌が立つはず。
原作と違いアニメ版の朋也はリセットされずに同じ世界の中で時系列が経過しているけど、そうなると朋也が幻想世界の記憶を持っているという理屈はどう解釈すればいいんだろうか。実は光の玉を回収すると同時に頭の中に刷り込まれているとか?一本の話しに絞り、リセット無しで展開しているがゆえに生じる難しいところだよね。
相思相愛で親公認も同然な朋也と渚の、あと一歩感がなんともむずかゆいぞ!朋也の性格を考慮すれば納得の引っ張り方だけど、もしかして愛の告白は最終回までおあずけよ♪とか!?お互いを本当の意味で想い合いニヤニヤさせるシーンを見せてくれる二人だけに、視聴者としては告白シーンだけでも涙腺ヤバいかも(笑)。しかもそこに「小さな手のひら」なんかが流れたりしたら・・・。それにしても春原がとんでもなく良い奴だ。なんでモテないのか分からんよ。あっ、嘘です。