神霊狩/GHOST HOUND 第12話を見て | AnimeProduction ウティダ

神霊狩/GHOST HOUND 第12話を見て

●神霊狩/GHOST HOUND 第12話「Homeostasis Synchronization ―恒常性維持機能同調効果―」


カウンセラーの平田が教室を覗くシーンはただ単に、あの神霊(?)がヒョコっと登場するだけなら「うわ~キモキモカワイイ~」ぐらいのリアクションで済んだだろうに、あそこで出た演出(特にSE)のせいで、一気に化けた(((゜д゜;))) 太郎達の第一形態ぐらいの容姿なら受け入れられなくもないけど、さすがに平田が目撃したビジュアルの奴が目に前にいたら卒倒する自信がものすっごいあります。多分、今回の話を幼い頃に見ていたらお漏らししたと思うな。下手なオバケ屋敷よりもあのシーンを見せるほうが100%チビル。そして、誰もいない教室がトラウマになるというお土産をくれた事間違いなし!


平田が語った“建前”は、幽世と現世のリンクを否定するものとはいえ、本人は正反対の考えを持ってるのが明らか。実際に体験したわけだし、当たり前と言えば当たり前。ただ、あの冷静さが失われた時のギャップがヤバそうな気がしちゃうんだよなあ。前回、中嶋父とのブチュしてる場面をその息子に目撃された鳳。そんな彼女も散歩中の大神(魂抜け中)と遭遇することになり、平田から聞かされていた不思議な体験を与太話とも思えなくなった様子。体験した内容は全く違うとはいえ、これで二人ともこの町が普通ではないと知ったわけで、これから先協力する関係になるのかね。そして、自滅エンドとか。


太郎を呼び捨てにする都と、彼女との距離を縮めたいのか、年上の自分が呼び捨てされているのに引っかかったのか、そんな太郎が取った作戦は「ちゃん付け制度の廃止」。自分と挌闘する太郎の会話は、見ていてとにかく応援したい気持ちになる!その分、OPでも描写のあった都に“一言主”(いにしえの神)が憑意した姿は強烈な印象を受け、髪の毛が「ボンッ」となった姿は『かみちゅ!』のゆりえを思い出した。今後、学校生活の中でもちょいちょい降りて、また訳の分かんないことを口にして凍りつかせるシーンが目に浮かぶ。それによって都がイジメられなきゃいいんだけど・・・(TωT) 能登先生も「生徒が怖がってしまって・・・」とか言いつつ間違いなく自分も都を恐れてるよあれは。プンスカプンヽ(`Д´)ノ


平行して進んでいる大神の探偵物語。危険なニオイがプンプンする中身ゆえ、真実に辿り着くのは終盤まで引っ張りそう。個人的には大神家の家政婦(?)の存在が気になって仕方ないところ。実は家政婦が黒幕で、監視されているせいで姫子は大神に真実を言えないとかいう展開だったら驚くぞ。うん、無いな(笑)。