神霊狩/GHOST HOUND 第11話を見て | AnimeProduction ウティダ

神霊狩/GHOST HOUND 第11話を見て

●神霊狩/GHOST HOUND 第11話「Syntax Error -論理的統辞論に於ける過ち/プログラム・バグ-


難解な内容なだけに感想を書くのが難しくて、一旦は書くのを止めようと思ってたけど、継続して書きますんで。


単なる不思議系アニメかと思っていたらダム戦争・呪い・殺人展開も加わってサイコホラーサスペンスの装いへ∑(゚Д゚) 曖昧だった話の核心が、話が広がるにつれて徐々に見え始めてきた印象。結局は日本バイオが元凶だ!的なオチになりそう。水天町との関係に関しても、クリーンではない様子だし。全ては金儲け主義が招いた悲劇なのでは。幽霊やら脳内の仕組みっていう身近ではない話が続いた分、人の思惑が見え始めると返って怖い・・・。さすがに中嶋父と鳳の不倫関係は予想外だったけどね∑(゚Д゚) 父親の濃厚キスを目の前で見せられたらドン引きだよ。中嶋が父親を「ウエポンセレクト!」する絵が目に浮かぶんですが。


大神父の自殺の理由が分かるかと思いきや、廃病院探検話を聞いてますます混乱。普通に聞ける太郎達は、もう一般の中学生の域を越えたね。むしろ初っ端から越えてるか(笑)。それにしても、冥府の道を通過⇒自殺なんていうのはあまりにも・・・。もちろん単にそれだけが理由ではないんだろうけど、非現実的すぎて置いてかれた。それと過去にタイムスリップ風。これは、実際にタイムスリップしたわけじゃなくて、単に魂抜けして廃病院に行ってたってことでOK?息子も同じ道を辿りそうで今から不安。


枝分かれしまくりな太郎・大神・中嶋のエピソードが、いつかは一つに繋がるとは思うけど、今後の展開が全く予想付かず。起承転結で言ったら、まだ承の部分かも。多くが語られるのとは、反比例して魂抜けの存在意義が無いように思えちゃう。とは言え、見始める前は、変身⇒幽霊退治なんて単純な構図を思い浮かべていたけど、まさかこうなるとは。良い意味で裏切られたアニメだわ♪