こどものじかん 第12話(最終話)を見て | AnimeProduction ウティダ

こどものじかん 第12話(最終話)を見て

●こどものじかん 第12話(最終話)「こどものじかん」


OPが無いと最終回って実感が湧くね。レイジ一色な流れだったけど、最後はこじからしく終わった印象。まさかまさかの壊れっぷりが目立ったレイジだけど、このアニメのアクセントになっていて個人的にはおもしろい展開だったと思う。ただ、根底にある『りん=あき』という気持ちが消えない限り要注意人物なのには変わりなし・・・。


構成的には上手くまとめていたと思う。帰宅する青木先生に握手を求めるのは、抱きしめてもらうよりもイイ意味で距離が近づいた証拠。リコーダーの授業でいつものこじかに戻って、なんだかすごい懐かしかった(笑)。10年後のこの世界が非常に気になるな。


総括としては、誤解されやすい内容&放送を自粛する局が出る中で、よく頑張ったと思う!まあ、規制は多すぎたけど。断片的に挿入する規制画像&音声なら許せるけど、このアニメの規制画像&音声は、話の流れを遮るから困る。視聴者側からすれば、「DVDを買わせる為だろ!」とも思っちゃう。もちろん際どい表現が多い原作だし、それをアニメで忠実にやるとなるとこうやるしか仕方が無いと言われちゃえばそれまでだけど。とにかくこれが『規制アニメ』の先駆者にならないことを祈ります。