年の瀬、年明け 今年も宜しく御願い致します | 障がいの有無にかかわらず、誰もが安心して暮らせる社会を実現させる男の戦い!

障がいの有無にかかわらず、誰もが安心して暮らせる社会を実現させる男の戦い!

興味がある人も、ない人も。
知ってる人も、知らない人も。

どんな人間か知ってもらうため、つらつらと初めます。

2016.02.11

新年あけましておめでとうございます。

 

 

(東京都墨田区の障がい者施設で作られている、エコダルマ)

 

皆さんはゆっくりと年越しができましたか?

 

 

私は実家に帰り、両親、兄妹、甥っ子姪っ子に囲まれながら、一年の締めくくりを行いました。

 

 

年末は忘年会や、久しぶりの友人との近況報告など、いつも以上に平日含め予定が入ることが多かったのですが、たくさんの方と今年の振り返りができ、とても有意義な時間でした^^

 

 

そんな中、またも聾の友人と食事をしている時の事。

 

 

二人の聾の友人と僕とで、三人で話をしている時、「補聴器」の話になりました。

 

 

「昔は補聴器大きかったんだよー!首からかけてた!今は小さくなったよねー。」と、写真も

 

 

 

これが、今ではこの小ささ

 

 

今後はもっと小さくなるのかね?と話をしていると、一つ疑問が!!?

 

 

 

「なんで昔補聴器をしてたのに、今はしてないの??少し聞こえるなら、補聴器つけた方がよく聞こえるんじゃないの??」

 

 

 

「あー、違うんだよ。聞こえ方が。僕たちの聞こえ方は、もともと耳の聞こえる人の聞こえ方とは違くて・・・」と、動画を見せてくれた。

 

 

 

 

「聞こえるけれど、何を言ってるか聞き取れない。」
 これが難聴です。難聴者にとって、聞こえることと話がわかることとは全くべつなのです。
 ひとくちに『難聴』といっても、ちょっと大きな声なら聞こえる人、補聴器を使っても一部しか聞き取れない人、ほとんど聞こえない人など、障害の程度はさまざまです。これだけ違うと、コミュニケーションの方法も1つだけではありません。

 

 

小さい頃から、耳で日本語を聞いていた人は、「日本語」を理解できますが、全く耳にしたことのない「ヒンディー語」だと、いきなり話されて、聞き取れたとしても訳がわかりませんよね??

 

これと同じで、難聴の人でも、小さい時に少しトレーニングをしていた人なら、補聴器をつけて聞き取ることはできるけど、トレーニングをしていない人は、いくら補聴器をつけて音を大きくしても、聞き取りにくいし、何を言ってるかわからないんだよ。(友人談)

 

 

なので、耳の近くで大きな声で話してもらっても、何を言っているかわからないので、できるだけ口が見える状態で、ゆっくり話してもらうのが、聞き取れなかった(口の動きを読み取れなかった)時は一番あありがたい^^

 

そうです。

 

 

 

年の瀬に、また一ついい勉強になったよ。

 

 

 

 

【耳マーク】

耳の不自由な方が、自分の耳が不自由であることを表すのに使用します。また、自治体、病院、銀行などがこのマークを掲示し、耳の不自由な方から申し出があれば必要な援助を行うという意思表示を示すのに用います。

  • 聴覚障害と援助の内容を知らせる

    聴覚障害は、外見からは障害が分からず、また障害の程度も、必要とする援助も、人によって違います。手話による援助よりも筆談のほうが分かったり、口元をはっきり見せて、ゆっくり話すほうが良い方もいます。そして聴覚障害者であることが分からないために病院の呼び出しなどで名前が呼ばれても聞こえず後回しになってしまう恐れがあります。

    このため簡単に周囲に自分が聴覚障害者であることを知らせる必要があると、この「耳マーク」が考案されました。
    このマークの形は、耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、聞き手が一心に聞き取ろうとする姿をイメージしています。耳マークだけでは、その人が受けたい援助は分からないため「耳が不自由です。お手数ですが筆記してください」といった、自分が受けたい援助を示したカードをあわせて利用することもあります。

  • 聴覚障害者が援助を受けやすい環境を目指す

    このほか耳マークは、自治体や銀行、病院などが、聴覚障害者に援助をしますよと呼びかけるマークとしても利用されています。このマークがあることで、聴覚障害者は援助の依頼がしやすくなります。